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【おとなの読書感想文:32】今日、駅で見た可愛い女の子

どうもコウノです。
声帯炎がなかなか完治せず↓、接客業だというのに筆談で1週間乗り切りました。

ようやくそれなりに普通の声が出るようになりましたが、まだ何節か喋ると咳き込んだり、普通に喋ってるつもりが人が聞くと掠れ声だったり。
あとはどこまでが治ったかなチェックと称して口ずさんでみれば、しゃくりが全然出ない。高音も出ない。当然そこまでの音量も出ない。

 ※

そんな状況下ではありますが、まあおいそれと休めるわけもなく、結局病欠として有給使ったのは1日だけで、あとは普通に仕事してます。
という事は、勿論普通にマンガも読んでます。

3巻出ました。
タイトルだけ見ると「冴えないオッサンがJKに恋するストーカーちっくな片想いマンガ」かと思いますが、全然違います。

水道橋駅のホームで見かけるやたら可愛いJK・ひかるが、(昭和生まれの)女の子なら誰もが見た事あるファンシーグッズとかを使っている。
のを見て、懐かしい!と冴えないサラリーマンの亀山が心の中で叫んで思い出に浸るってストーリー。

あみあみの靴。
バースディテディ。
なぞなぞの豆本。

……はい、どれも持ってました。
亀山は私かもしれない。
などと思っていたらLUSH出て来た。

おしゃれすぎて入れない憧れの店、と亀山が言うように、私入った(入れた)事ない。

なのにLUSHに詳しいな亀山。裏切り者め。

で、この作品の面白いところは、亀山とひかるが仲良くなってどうたらこうたら、と恋愛関係になる事がない、という点。

何故なら、亀山は気付いてないですが、ひかるはJKの格好をして男子校に通う男子高校生だから。
いやBL要素もない。

とにかく中年の「あの頃」をえぐり出してくるエモい作品です。


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