ディベート振り返りvol.1

ディベート試合を振り返って学んだことをnoteにまとめていくことにしました!
(ディベートについてはこちら

論題は
「日本は化石燃料車の製造販売を禁止するべきである、是か非か。」
です。

試合展開をおさらい

デメリットとして
・災害時の輸送能力が低下する
 (大型トラックは航続距離や重量の問題で電気よりもディーゼルエンジンの方に分があるから)
・自動車産業の失業
を出しました。

そして最後のスピーチで以下のようにまとめました。

国がどんな社会システムを作るべきかで考えるべき。

肯定側のメリットの国際競争力や都市の排ガス問題は、少なくとも人々は問題を自覚している。自覚しているということは事前に各自の判断で対応することができる。実際に日本の企業は電気自動車へシフトするための行動をしている。排ガスが健康に悪いというのはいわば常識。

それに対して災害は予測がつかない。だから人々の判断に任せるのではなく、いざというときに災害対応できるような仕組みを国が作る必要がある。(したがって禁止するべきではない)

得た学び

試合後の振り返りで
「災害対応のために、ほぼ全ての国民が化石燃料車を使い続けるってなんかおかしくない?」

確かに。。。

これは自分たちがどういう状態を推しているのかを、準備の段階で詰めきれなかったからですね。

「こういう社会のあり方が望ましい」という一貫したポジションと、その拠り所となる思想的/哲学的な価値基準まで作っておくべきでした。
そしてそれらから有機的に枝分かれする形で個々の議論を展開させていくような論理構成を作っておけば、一貫性と説得力も生まれますし自己矛盾が起こりにくくなります。

その制度/社会システムの利点(=メリット/デメリット)

望ましいと考える社会制度/社会システム

哲学

哲学とポジションを明確にすることと、議論全体を有機的につなげること、これが今回得た教訓でした。

次も頑張ろう。

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