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インプロで世界が変わり始めた話

ある日のエピソード

何度か記事にしてきましたが今の上司との関係で悩んでいました。そんな中、ある本に書かれていたある体験談を思い出しました。

元お笑い芸人で人事コンサルをしている中北さんの本で、ある上司と話す前にいつも心の中で「コント:パワハラ上司」と唱えていたそうです。早速実践してみました。

『おもしろい人が無意識にしている 神雑談力』

なにか変わったかも

その瞬間何かが変わりました。嫌だなぁという気持ちは変わらないのですが、この状況を楽しんでいるもう1人の自分がいるような不思議な感覚でした。

これだ!インプロを実生活で活かすとはこういうことじゃないか!?

なにか世界が拓けたような達成感がありました。

そうは言っても嫌な人は嫌

その瞬間と次の日くらいまでは良かったのですが、感覚を再現するのが難しくやはり嫌悪感は消えませんでした。相変わらず朝は憂鬱でした。出社したくない、、あの人に会いたくない、、。プロジェクトの離任まであと少しなのですが、このあと少しがマラソンの残り200mのように思える。終わりが見えているからこそ長く感じる。

さあ今日もインプロしに行くぞ!と意気込んだと思ったら、やっぱり嫌だー!と本音が吹き出します。

でも見方を変えると、嫌な人は嫌なんだとはっきり自覚できるまで向き合ったともいえます。よくやった、自分!、凄いぞ、自分!笑

そんな中、インプロジャパンさんのワークショップに久しぶりに参加しました。

ワークショップでの変化

こちらに参加してきました。

インプロ・トライアル(体験)クラス

アイコンタクトで名前を呼び合うゲームや複数人で言葉を交わさずに文字を作るゲーム等をしました。

ワーク自体楽しかっただけでなく、うまく言えないのですがワークショップ後の自分の感覚が変わったのが分かりました。それが「世界が明るくなった」という表現なのですが、人と関わることに対して緊張感や肩に力が入る感じがほぼなくなりました。

むしろ全ての人間関係をインプロゲームの延長として捉えることで、この人・この集団と関わることで次はどんなものが出来上がるんだろうとワクワク感すら抱くようになりました。

嫌な人は、嫌な人を演じてくれている人

例の上司に対してもそこまでの嫌悪感はなくなりました。もちろん進んで関わりたい相手ではないのですが、自分のストーリーの中で嫌な役を演じてくれている人、と思えるようになりました。

次は何をしたいか

プロマネとインプロを組み合わせて何かできないかなと考えています。

たとえばPMBOK7版の12の原理原則(スチュワートシップとか)とインプロを組み合わせて、原理原則を“体感”する催しとかどうだろうか。

インプロには凄く可能性を感じているので自分の中で深めつつ、プロジェクトマネジメントへの応用を考えていきます!

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