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民間委託、成功報酬型で 国の再犯防止事業に導入

政府は国の事業を民間に委託する新たな仕組みを取り入れる。政府が示した目標を達成すれば成功報酬として委託料を上積みするもので、民間の資金と創意工夫を引き出して行政サービスの質の向上につなげる。第1弾として2021年度から法務省の再犯防止事業で導入し、医療や健康増進など幅広い分野の事業に広げる考えだ。

導入するのは「*ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)」と呼ばれる仕組み。

*用語:ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)とは?
官民連携のための仕組みの一つ。
地方自治体が民間に事業を委託する際に活用する成果連動型民間委託契約方式(PFS)と呼ばれる仕組みに、投資家からの資金提供を組み合わせたもの。


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PFSは、地方自治体が民間企業に事業委託する際に、サービスの成果に基づいて、報酬額を変動させる仕組み。あらかじめ金額が決まっている委託事業等とは異なり、成果を上げれば対価も大きくなるため、受託した民間事業者側にもサービスの質を上げる動機が生まれる。
一方SIBはPFSの仕組みに加えて、民間が自己資金を投入して実施することが難しいサービスに対して、事前資金を機関投資家や個人投資家、企業のCSR部門をはじめとする様々な資金提供者から出資してもらう。

参考:https://www.amita-oshiete.jp/qa/entry/015638.php


ひとことメモ✍️

SIBの魅力として、投資家は「投資」意外に「社会貢献」ができる点があると思いました。投資家が社会課題解決に対して投資するようになってきた背景には、SRIやESG投資の広がりがあると思います。

国の事業民間委託は、個人的に刑事政策の「釈放者の社会復帰のための社会内処遇」に用いられているイメージが強いです🐣

今回記事に合うイメージ図が見当たらなかったので、見出しの絵はネットで見つけた可愛い私の好きな画像にしましたえへ✌️今日も素敵な1日になりますように〜!


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