【歌詞】 ベランダからみた花火

あれから1年が経って

今は指輪の跡はもう消えた

今日は近くで花火が上がるらしい

あの頃が蘇る


河川敷下駄を鳴らして歩く

北斗七星が傾いてる

指を2つ重ねて星をなぞった

君がキスをした

宇宙に光が上がった


夜に咲いた花火が

君の横顔赤青黄色に照らす

瞳に映った灯りに見惚れた

今は私部屋のカーテン閉め

外は赤青黄色と人の歓声

早く終わらせてくれよ

君がいない夏はモノクロだ


Last regret

気づかないふりをしてた

Last regret

だけど上手くいかなかった

Last regret

君はほんとに優し過ぎる

Last regret

忘れられない

忘れたくないけど

馬鹿らしいよな

話せば喧嘩

鋭利な言葉ばかり投げつけて

寂しいなんて今更言えない

消せないアルバムに夏が香る


夜に咲いた花火が

火の粉を残して色めき静かに落ちる

私の頬の涙に似ていた

今夜騒がしい音に隠れて

これが最後とひとり星をなぞる

君がいるような気がした

君を思い出すのはもう終わりだ

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