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なぜ自分は二次創作をするのか

なぜ、オリジナルじゃなくて
二次創作をするのか。
沢山の人が一度は考えた事はあるんじゃないだろうか。

例えば入り口はそれぞれだろう。
まんが、アニメ、ゲーム、小説、映画。

心ときめかせ、その世界に没頭し
「このキャラのこんな顔が見たい!」
「こんな服を着たら可愛いだろうか」

続いてさあ、どうしていこうかと
自分が出来る媒体を考えていく。
夢小説を書くのかだとか、(俺は範囲外)
ファンアートを描くのだとか
戦闘の曲を作るのか。

今回はイラストと曲についてに
しぼって話してくね。


好きな作品を真似て描いてみるのは


きっと多くの創作をする人にとって
入り口になっていることだろうとおもう。

何故ストーリーにおける解釈違いや
キャラ崩壊や設定崩れが他の人間が触れることで
起こるのは分かるにもかかわらず
描こう作ろうなどとするのか。

答えは一向に見つからなかった。



昔、嫌がらせで言われた
「原曲(原作)にかなうわけが無いのに
何故作るのか(描くのかも含め)」問題
 って
多分省略したコレのことではないのだろうか?
っと、気がついたのだけれど。

わかる、公式絵は素晴らしいもんね。
わかる、公式の曲はすごいもんね。
だから好きになった
‥‥わかってんだよなあー



ここしばらく、数日、いや、多分


小学生の頃は漫画イラストブームの頃で
そのころからニュアンスを変えながら
今の今まで長々考えてるんだけれど。

なぜ描くのか作るのか。

他の人がみんな同じだとは思わないが、
きっと、好きなマンガがたまたま
そこにあったからってだけではない
たくさん複雑なことがあるって
個人的には思っていて。

真似て描く(作る)事で
どう描かれているか作られているか
技術を理解し学ぶことが出来る事、

好きを描く事でよさを人と共感する事、

例えばちょいと戦略的な話をすれば
知名度があるからいいねや共感を得られやすいだとか。
小学生なら休み時間に人気キャラ描けたら
ちやほやされたり
だとかそういう感情面だとか。

あとは単純によくある(自分も含め)
「キャラに恋した」「その先の話が見てみたい」
「衝撃を受けた」「好きなキャラやフレーズだった」

とか発端はそれぞれだとおもう。


いろいろ沢山あるけど

俺としての一番近しい答えを
まとめて言うならば

ニ次を作る事で生まれる
化学反応が見たい(聴きたい)


んじゃないかなあーって、たどり着いた。

ほら、金発生してるのでちょっと
二次とくっつけて話すのは微妙かもなんだけど、

LINEスタンプなんかは分かりやすいと思うんだ
同じ題材のねこでも、リアルタッチ、ゆるいタッチ
頭身が高くて変な動き
…そういう
自分では気が付かなかった部分を見る事。

DTM(曲)ならば、ゲームの曲のまったく同じ
オーケストラ風アレンジをしたとしても
のびやかなシーンでストリングスを入れるのか
クラリネットなどを入れていくのか

そのひとのセンスや、魅せようとしている所
見えてるシーンが違うというか。

楽団によって演奏するにあたっても、
同じクラシックでも違うよさがあるように。

そうな…
DTM(曲)と絵のニュアンス
ちょっとわかりにくそうだから書いておくけど
公式自体の絵の供給が少ないと描くしかないとか
存在しない絵を描く事で(描いてもらう事で)
ありがたい気持ちになる
事はあるだろう…?(笑)

あれが昔、そう、
スーファミとかの時代のゲームよりは
DTM音源その音より良かったから
アレンジされたCDや演奏って今に比べて
超少なかったから供給がほしかった!!!っていう
BGMを愛したゲーマーの願いだったし
それを自らの手で生み出すことが出来るとしたなら…?

っていう。
それがMIDI全盛期にDTMが流行った一つでもあると思う。

その中で、誰のアレンジはエレキがカッコよくてとか、
エフェクトの使い方がヤバいとか、
同時発音数超えてるように聞こえる!
どうやってるんだ!?とか。
そういうお互いの良さを見聞きする楽しさ。
技術の交換、きいてもまねできない葛藤。
そういう楽しさ。

MIDIに落とすにしても
着メロにするだとか(時代よ)
あれをMIDIで耳コピで作るの!?
っていう、耳コピ力のすごさだとか
作って完成したり、鳴らせた時の達成感だとか。

近年もその気持ちをベースに
どうしたらその作品のどのシーンをイメージして
音を組み合わせたりできるかといった楽しみ方をしている。
きっとこれ、映像を作るのに似ている。

簡単に式みたいにすると
好きなアニメキャラ+自分の画風+厚塗り=どうなる!?

曲なら
ゲームの曲+自分のアレンジ+手持ちの音源の音色=どうなる!?

それを見る創る楽しみだとおもう。
人のを見るときも自分で作る時もそう。
自分ならどうする?あなたならどうする?
っていう。

原作重視する人たちの
「原作にはかなわない」というのは
大事な気持ちの1つだとは思うけれど、

だからこそ起こる化学反応は
時に大作を生むし、その人の画風だからこそ、
塗りだからこそ、作りだからこそ出来るものという

まさにそう、料理とおなじなんだよね

だから料理に、
チリソースに焼き肉のたれ、ずんだもちをのせて
お湯を注いでまぜるようなリスペクトヂカラがない
(元作品のかけらも分からないくらい壊されてるのタイプの事)
二次作についてはあまり好きではないんだなあ
という事にも気が付いたし、

料理は作った人、作られた料理の事を大事にしながら
コショウや七味、粉チーズをかけて食べる。
やきそばに目玉焼き、からしマヨネーズを
のせるくらいのニュアンスが好きだなあと感じる。

公式じゃないのに公式だと言ってグッズを売るだとか
悪いお金の絡み方さえないのであれば、
悪くないと思うんだ、二次作。


お前なんで二次創作すきなん? まとめ

・二次作品は化学反応が見たいから見るし創る。

・曲もアレンジCDの供給が欲しい事が多かった為に
絵と同じく原動力になっていた部分があった。

・作って完成したり、鳴らせた時の達成感だとか。
近年もその気持ちをベースにどうしたら
その作品のどのシーンをイメージして
音を組み合わせたりできるか、といった楽しみ方をしている。
きっとこれ、映像を作るのに似ている。


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