セラピーとの出会い


セラピーと聞くとどんなことをイメージしますか?


私のセラピーのイメージは


  🌺各種マッサージ・・・・・


本当に昔はこの程度のイメージだったと思います
イメージ乏しすぎですね
セラピーというのは人何か施術してもらうことだと思っていたのです


でもその後、調べてみるとセラピーという言葉自体が「療法」だったので、
もっと広いのだとわかりました。そしてその先に行きついたのが自然治癒「緑における治癒」でした

20年ほど前からグリーンを中心とするセラピーを学び、併せて植物に対しての学びと実践もしてきました
現在も植物系の講座は地域で年何も行っており、地元ではどちらかというと「園芸の先生」のイメージが強いのではないかと思います


五感が大切だった

1,食

 カウンセリングも行うようになってから、あるクライアントから
「食」が絡んでいる心の不調を読み取りました
当たり前ですが心身の健康=体を整える+心を整えるが重要ですよね


そのころ同じようなクライアントがもう一人いて、もちろん主訴は口外しませんが、
環境について共通するのは(公表確認済み)

・偏食
・一人暮らし
・収入がきちんとある
・趣味がない
・気晴らしができない
・家と仕事場の往復

でした…
同じようにカウンセリングだけでは抜け出せない、悩みのループにはまり込んでいました


食べたいものしか口にしないと、毎度同じ栄養素しか体に入りません
脳にいきわたり正常な判断をするための栄養も、摂れなければ発案も突破口も見い出せないでしょう

食べるもの、口にするものもセラピーなんだと気づいたんですね

2,緑

食に対し問題のあったクライアントですが、こだわりが強く食自体を変更したい気持ちにはなりませんでした。カウンセリングだけでは抜け出せない悩みのループをどこかでシフトチェンジさせる必要があるのですが、ある日私は観葉植物をプレゼントしたのです


何も趣味のなかった方でしたが、それからいわゆる「多肉男子」になって近くのホームセンターへ寄ったり、かっこいい鉢を手に入れようと出かけたりするようになってくれて、少し生活にも気分にも変化があるのが目に見えたものです。


3,芸術

 芸術療法については園芸療法の中に含まれる部分と、自分の生活に密着した絵を描くという行動があったので、自分のストレス改善に役立っていることは実感していました

絵を描くセラピーは病院でのボランティア活動で、塗り絵をしてもらっていたのですが、
皆さん信じられないくらい目が輝いて楽しそうだったのを実感しています


4,芳香療法

 これも園芸療法の中にあり、活用をしていたのですが普段の生活の中で私の実体験があります
夏場の暑い時期、熱中症気味でもうろうとなった時がありました
その時、そこに生えていたミントの葉1枚で正気を取り戻し、室内に入り水を飲み、熱中症で倒れることもなく無事に済んだ経験があります。

気分だけでなく、芳香は気持ちをも変えることができます。
香水の役割は紀元前から言われているとおりですね


5,森林療法
森林療法を学ぼう!という直前まで行ったのですが、その前に忙しくなってしまい、そこまで行きつきませんでした。
学びたいリストに入れておきましょう


ガーデンセラピーとの出会い

そんないくつかのセラピーに効果があると思っていた私ですが、一挙につなげられるものはないのかと何年か悩んでいました。そしてそれをつなげるものがやっと見つかりました。それが「ガーデンセラピー」でした


・ガーデンセラピーって

食事療法、森林療法、芸術療法、園芸療法、芳香療法

五感を通した自己治癒力を高める療法でした。
結局心の悩みも複雑に絡み合った原因が元です。
考えなくてもよいことまで考えて、ストレスを自分で生成していることも多くあるのです

その絡み合った悩みの糸をほぐしてくれるのが
心地よい五感の刺激からくる脳の活性化なのだと知ることができ、私の中でちりばめられたカウンセリングのときのキーワードが結びついたのでした。


・セラピーについて思うこと
セラピーの広がりは癒し効果の細分化からか、世界が狭くなったからか、ともかく木の枝が大空に広がるように大きく広くなって、多種多様なものがあり、「療法」という訳し方のためかカウンセリングまでセラピーに含まれるようにその世界観が拡大しています。

これからはこの広がりに奥行きが出て、だれでも当たり前に、何かしらのセラピーを使って生活する日も来るでしょう
私も日々のカウンセリングやグリーフカウンセリングにも応用していこうと思っています

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