陽が射す方へ向かっちゃう勇者と、陽が射すのを見つけたら撮る写真愛好家について考える、など。
いろんな歌がありますよね、陽が射す方へっていうフレーズが出てくる
やつ。
ファンタジー系アニメに限らず陽の射す方へ向かっちゃうのは、イワシかタチウオなのかお前は? って思うアニオタなんですよ、ぼくは。
なのでそれっぽい感じで被っちゃう歌詞に出会った瞬間萎えるわけなんですが。
だけど写真を撮る側としては、陽の射す方へ向かっちゃうんですよ。
「あ、自分もイワシか、タチウオか、スルメイカだな」って思うんですけれども。
ふわっとした何処かで聞いたような歌詞じゃなく、両足ついて心からひねり出した歌詞、実感が伴う歌詞には心から同意していくスタンスなのですけれど。
被る歌詞をプロデューサーが止めない時点で「金目当てだな」ってわかるよね。
とか思います。
クリエイティブに血を吐くような苦しさを知っているのは、ミュージシャンだけじゃないってこと。それはもっと実感されるべきだよね。
誰もが自分の至らない部分を嘆きながら克服しようと頑張っている。
クリエイターなら、特にそこには共感することでしょう。
安易な歌詞と言われて、それでも打ち出すなら強さが必要。
そうじゃないなら出せないフレーズなのだと思います。
ひるがえって。
ぼくは陽が射してるところにふらふ近寄ってレリーズして、
ニヤニヤしちゃうダメなヤツなんですよ。
もうちょっとなんか頑張れ、とか、自分に声かけてみたりします。
ホント、スミマセン。
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