アウトプットするな!? 1分で読める『モチベーション革命』

今日の1分間書評で紹介するのは、
『モチベーション革命』(尾原和啓 著)

この本で面白かったポイントは
①若者は"乾けない"
②アウトプットするな

この2点である。

①若者は''乾けない''

若者はおじさんと違って乾けない。

「高級ホテルで美女とワインを飲むこと」を目標に仕事をするのではなく、「意味合い」「没頭」「良好な人間関係」を求めて仕事をする。

若者は生まれた時から物的に何かが不足している経験が少ない。

だから、物的な欲求よりも、
「自分が楽しく、そして社会にとって意味のある仕事をしたい」と考えている。

②アウトプットするな

アウトプット本が爆発的に売れている中でのアンチテーゼ。

インプットして、それをすぐにSNSなどでアウトプットをすると、ファボやリプライなどの他人による評価軸に晒され、自分の「好き」が他人によって歪められてしまう。

自分の「偏愛」を突き詰める先に、人工知能で代替不可能な人間の心を揺さぶるものがあると著者は言う。

だから、まずアウトプットをするな。インプットを重ねて重ねて、そこからようやくアウトプットしよう。

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以上で、今日の1分間書評は終わりです。

若い部下のやる気のなさに、つい怒ってしまう。
そんな中高年の方に是非見て欲しい1冊です。