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『丁寧なポイ捨て』のnote記事を読んで

先日、Taishiro Akiba さんの『丁寧なポイ捨て』のnote記事を読ませて頂いて、私自身も最近気になっていたことを書いてみようと思います。

1か月ほど前、会社の外に設置してある自動販売機のメーカーさんから、自販機の横の空き缶入れに家庭ゴミが捨てられている、とのご指摘がありました。妙に近頃、空き缶入れが一杯になるのが早いと感じていたのは、そのせいだったようです。

対策として、まずは一時的に空き缶入れを屋内に移して様子をみることにしました。空き缶だけを捨てている方々にはご不便をお掛けする形になり、とても申し訳なく思います。昨今、コンビニのゴミ箱でも家庭ゴミの不法投棄が問題となっており、店頭のゴミ箱を店内に移動するなどの対策が講じられているようです。

空き缶入れを撤去してから程なくして、自販機の下の土台となるブロックの隅に、コーヒーの空き缶がポツンと置いてあるのを見つけました。その缶を置いた人は、おそらく普段からこの道を通り、この場所で缶を捨てていく習慣があったのでしょう。普通ならば置いてあるはずの空き缶入れが予告なく撤去されたのですから、空き缶を置いて行った人だけを一概に責める訳にもいきません。

そんな折、不思議な巡り合わせというか、偶然にも Taishiro Akiba さんのnote記事を見つけたのです。

Taishiro さんの記事では、缶やゴミを捨てた人を責めるのではなく、そこに至った事情を慮り、その光景から浮かび上がる物語に思い馳せる内容になっており、想像力と文才の豊かさに感銘を受けました。

ちなみに、私のこの記事の見出しに掲載した画像は、実際に会社の自販機の隅に置いてあった空き缶を、その状態のまま写真に収めたものです。撮影後、速やかに処分しました。

コンビニへの不法投棄も含め、私たちの身近には様々な問題がありますが、一人ひとりがこの社会を思い遣ることで、少しでも暮らしやすい世の中になって欲しいと願うばかりです。

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