観了記録23「クワイエットプレイス DAY ONE」

 クワイエットプレイスを見た。パンフレットが無くてだいぶ気落ちした。あれを読むのも楽しみなのだが。

 二作目を見ていなかったことに今回で気づいたが、別に内容的に続くものでもないので普通に見れた。音を出したら殺される世界の始まりを描いた作品だが、始まりはNYのマンハッタンに落ちた隕石だったがそこから溢れる絶望感は良かった。主人公の施設の人はもっと一緒にいるものだと思っていたが、割と序盤の方でいなくなった。ピザを食べに行く途中までは頑張ると思ったのだが。

 主人公はずっとピザを食べる為に行動している。船で逃げることもせず、家に戻り、薬を飲んでのんびりとしようとしている。もともと病気で長くないとわかっているからの行動なのかもしれないが、ずいぶんと肝の座った女性だった。たとえどうせ死ぬとしてもあそこまで潔くできるのだろうか。
 最後はもう一人を助けるために自分で音を出してモンスターを集めていたが、その覚悟の決まり方は完全に子供を逃す親にしか見えない。追い詰めらえて生きてきた彼女にとってもう一人はきっとそれだけ大事に感じたのだろうが。

 モンスターの形状は中々にちゃんとクリーチャーをしていて良かった。足はなんだか馬っぽかったが。

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