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デザイン解剖#17

今回はnews picksのバナーを分析します!

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文字周り

・和文は明朝体、欧文はローマン体を使い、今っぽさよりも信頼感を演出している
・左上に 未来を発掘せよ。という命令口調のコピーを置くことで意識を引きつけている
・↑の文字間は広くなっている。命令口調×明朝体で力強くなってしまいがちな部分を緩和している
・右下の「日本をRethinkする」は左上よりフォントサイズは小さくなっている
・↑こちらも文字間は広いが、Rethinkのみ文字間が狭くなっており単語のまとまりが出ている
・中央のRethink JAPANは他の文字よりもウェイトを太くしているが、周囲の長方形のあしらいと同じ色を使うことで悪目立ちしていない
・↑RethinkJAPANの間を広めにとっていることで余裕のある印象に

配置、装飾

未来を発掘せよ。「日本をRethinkする」を人物と重ねることで吹き出しで囲わなくても関係性が見える
・高さの異なる長方形を、奥と手前のレイヤーに配置することで奥行きを感じる
・↑の長方形をいくつも繋げることで単調になっていない
・↑にはグリッチのように感じさせる効果もあり、適度な今っぽさを感じさせる(信頼感:今風=6:4くらい)
・人物の写真は単純なモノクロではなく青を重ねることでこだわり感がある
・中央、Rethinkの後ろに万年筆で書いたような黄色線を入れることで一気に目線を集めている

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・まさに「使う色は3色までにするとまとまる」を実践している例!

・人物の写真:色味を周囲と揃えると、全体の統一感が出る!

・信頼感を演出したい・ターゲットの年齢層が高めの場合は、明朝体・ローマン体に限る!

励みになりますのでよろしくどうぞ!