フルマラソンのダメージ
おはようございます!ランニングコーチの大野です。
フルマラソン完走後に
「なんだか食欲が湧かない」
「下痢や嘔吐をする」
といった悩みを持つ方いますでしょうか。
その方は、きっと内臓がやられていると思います。
今日はフルマラソンのダメージについて考えていきます。
それではいってみましょう!
フルマラソンのダメージ
フルマラソンを走るとどんなダメージがあるのでしょうか。
大きく分けると
・筋肉の損傷
・内臓疲労
・免疫力低下
です。
それぞれみていきましょう。
筋肉の損傷
代表的なダメージが筋肉の損傷。
フルマラソンは身体に貯蔵できる量以上のエネルギーを必要とし、長時間脚へ負荷を繰り返しているため筋肉の損傷は計り知れません。
まさに限界を超えるといった表現が正しいです。
内臓疲労
そして、内臓疲労。
エネルギーを生産する工場の肝臓さんや、吸収と消化を頑張り続ける胃と腸が長時間に渡って酷使されるわけですから内臓さんたちもぐったり。
しかもランニングによる揺れによって内臓さんは更に悲鳴をあげることに。
まさに年末商戦のデパートやクリスマス前の物流会社のごとく大変かと思います。
そうなれば、内臓疲労が起きても不思議ではありません。
そんなズタボロの内臓くんたちにすぐさまビールをいきなり流し込むのはちょっと控えましょう。
免疫力の低下
筋肉と内臓両方にダメージがあるわけですから回復も大変です。そのため、免疫力もぐっと落ちます。
フルマラソン後に風邪や病気になる人が多いのはこのためです。
どれくらい休むべきなのか
フルマラソンがいかに過酷なもので、ダメージがすごいかを話してきました。
それでは、一体どれくらい休むべきなのでしょうか。
一般的には筋肉の修復に2週間~3週間かかると言われております。
その間は、筋肉の損傷しているため、怪我のリスクや免疫力も低下し体調を崩しやすいことからしっかり休みましょう。
具体的には
・たんぱく質を多く含んだ食事
・十分な睡眠
などです。
プロ選手はフルマラソンを走ると、1ヶ月ほど休みます。
わたしのコーチはフルマラソン後1ヶ月は走らないとおっしゃっていました。
そのため、プロ選手は年に2回ほどしかフルマラソンに出場しません。
川内選手は年間40のレース、そのうち12~13本がフルマラソンに出場していますのでその凄さが分かりますね(笑)
海外で一番有名な日本人ランナーは「KAWAUCHI」だそうです。
まとめ
今回はフルマラソンがいかにダメージがあるかを考えてきました。
市民ランナーはプロほど極限まで出し切ることはないため、そこまでの休養期間はいらないかもしれませんが、それでも2週間ほどはしっかり休みたいですね。
ちなみに僕はフルマラソン翌日の身体バキバキ状態でやっとかっと走るのが好きです。(笑)
「生きてる」と感じます。(笑)
それではまた次の記事でお会いしましょう!
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