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かつてのつぶやき

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時効なので、あの時は恥ずかしかった言葉も今なら言えます。
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フルーツバスケット
僕がそっち(光)に行けないのは、そこにひとがいるせいだ。その席に座っているひとがいるせいだ。この世界には、王者の冠と、平凡な生と、絶望との居場所が別れている。僕はまるでなにか死に神の手に括りつけられるかのように、この椅子に座っている。絶望という椅子に。

ai
3年前
11

求めるほどに、過ちをくりかえす。そのすえに、得られるものがあると信じながら。少しずつ目が慣れてきたら、冷静になった頭で立ちかえり、つぎに進めばいい。
「神のいたずら」

ai
3年前
10

ーー闇に潜められし運命。まま、生きるまま。背後から忍び寄る気配。すらもない呼吸。ぶくぶくと、泡立つ姿が、ただ見える。黒い影に忍び寄られ、まま、両眼を両腕で塞がれる。「もう見なくていいよ」と。「もう君は見なくていいよ」と。ああ、愛おしい。この躰。磔にされた、この標本(マリオネット)

ai
3年前
2

「地球とのつながり〜惑星〜」あなたが虹を渡るとき、元に戻りたくなることがあるだろう。しかし、みんなとつるむことは、誰にでもできることである。その虹の架け橋の先に往けるのは、ここまで来たあなたしかいない。その先を観れるのは、ここまで登って来たあなたしかいない。

ai
3年前
3

橋を渡るとき、ひとり寂しく背後(うしろ)をふりかえり、元に戻りたくなることがあるだろう。しかし、みんなのいる場所にとどまることは、だれにでもできることである。そして、その先に進めるのは、ここまで来たあなたしかいない。ここまでやってきた、あなたしかいない。「橋を渡るとき」

ai
3年前
2

こういう存在が生まれなければならないほど、だれかが汚れ役を担わなくてはならないほど、世間とは弱いものなのだ。可愛らしいものだろう。密かに必要とされていることを知っている。欠陥の多い社会であることを身をもって知っている。そして、私自身それを、社会からの擁護と愛を必要としているのだ。

ai
3年前
5

おもいかえせば、"本当に楽しいことをしているとき"は、自分の挙動など省みていない。対象と一体化しているのだ。鏡をみるとき、カメラで自己を映すときほど、なにかに困っていて、迷っているときなのだ。ここは盲点でもあった。答えは、すぐ其処に有る。だから一緒に楽しいことをしようではないか?

おもいかえせば、自己をふりかえり、省みるときなど、おおかた何かに悩んでいるときであった。つまりは、そんなときに、鏡をとおして、"ほんとうのじぶん?"、を見つめたところで、いやになって、失意にまみれてしまうのも当然のことなのだ。

ai
3年前
2

「死ぬときに抱くのは、女じゃなくて原稿用紙だ」というセリフがあるけれど、私もただ「面白いもの、創造的、詩的に揺さぶられる感性のためだったら、どこまでも、どこまでも、幾千里、遠く離れた地まで行ける」っていうだけだから、結局女性を追いかけているようなものなのだろうな、と思っている笑。

ai
3年前
11

一番没頭するのは、視覚情報と聴覚によるものだ。画面を見ながらタップして、耳で聴く音楽ゲームのように。「それ以外は脳に入る余地がない」一番近くで聞こえるのは、隣で囁いている人の声ではなくて、脳で反響している自分の声だ。だからこそ、呼吸に意識を向けるなら、息づかいに耳を澄ませるのだ。

ai
3年前
5

瞑想中に「ああ、この音が聞こえるなあ」というのは、ただの外的な刺激であって、キーになるのは「そこからどう感じるか?」だ。「音が聞こえた」▶︎「聞こえてどう感じた?」と、そんな小川のせせらぎのような心の安らぎ、柔らかさを感じることにこそ、ささやかな意味がある。

ai
3年前
7

成功者がよく「同じような人がいても負ける気がしない」と言うけれど、それは成功には再現性がないことが関わっているのだろう。成功の裏にはより多くの人間との繋がりが関わっている。だから、その一人一人を完璧に真似るほどの再現性はない、と仲間との絆を大事にして言っているのではないだろうか。

ai
3年前
7

あぁそうだ。結局作家というのも、自分の経てきたことを、文体に、あるいは物語に半強制的にあらわすことで、なんとか客観のものにしようと、単なる舞台、幻想、物語にすぎないと、そう治癒的な目的で昇華させたかったのかもしれない。それか創作の話のネタか。……それがどんな結末を迎えるのであれ。

ai
3年前
8

昔はどんなに頑張っても、その努力を認められなかったんだけど、ようやく最近になって「もう十分やれるところまでやってきたんだなぁ」と。当時の結果がどうであれ、昔の努力に救われる。もう思い残すことはないなぁ…。いや、これからも楽しい人生が送れそうだ。これも色んな人との出会いのおかげ🙏