見出し画像

テロップ編集に時間かかってない?ネットでは見つからない爆速でテロップを入れる方法

テロップの編集ってめちゃくちゃ時間かかります。
タイピングが早くない人はさらにしんどい作業です。

しんどい作業に魂込めるのって難しいから、つい手を抜いてしまいがちの「テロップ編集」

ですが、もしその編集時間が半分になると言ったら?
あなたはそれでもテロップ編集を雑にこなしますか?

【結論】まとめてやる

こんにちは、わさびです。

YouTubeの動画編集をする上で、どうしても時間がかかってしまうという悩みの1つにテロップ編集があります。

フルテロップで依頼された時、1度経験したことがある人にとってみれば大変な作業だなと憂鬱になってしまいがちですよね。

これが1人語りならまだいいですが、2人になると有り得ないくらい労力がかかってしまいます。

「タイピングが早くなれば作業効率も上がるのでは?」と思って練習していた時期もありましたが、大幅に作業効率が良くなったかというと否です。

そこで気づいたのが、

どれだけ工数を減らせるか?

ということでした。

工数とは、作業の手数という事です。
タイピングがいくら早くなったからといっても打つ行為は対して変わりません。

もっと劇的に工数を減らす必要があります。

私はこの方法を使うことで作業時間を半分くらい短縮できました
テロップ入れはホントに時間かかりますよね。
編集時間の半分はテロップ入れといってもいいくらいマジで時間かかる作業なんですが、それがもし半分の時間で終わるならどうですか?

めちゃくちゃ良くないですか?

という事で、今回はテロップの工数をいかに減らすか?という部分にフォーカスして考えてみました。

ポイント① テロップをスタイル毎にレイヤーで分ける

まず、テロップにどんな種類があるでしょうか?考えてみましょう。
普段使うテロップの種類として

・通常テロップ
・強調テロップ
・それ以外のタイトルなど

の3つに大別出来るかと思います。

ここでは、上記2つについて考えていくのでまず、エッセンシャルグラフィックスでビデオトラックにテキストクリップを動画の尺だけ乗せてしまいます。

これで、一旦下準備は完了です。

そして次は、話している言葉を、文字に起こす文節ごとにカットしていきます。この時カットはバツバツ切っていけるようにショートカットキーを設定しておくことをお勧めします。

全部のカットが終わったら、次は文字を起こしていきます。
この時、複数人の動画の場合は文字を入れながら人ごとにテキストクリップをビデオトラックに分けておいてください。

例えば、AさんとBさんが喋っていたとしたら、Aさんの話しているテキストクリップをビデオトラック1に、Bさんの話しているテキストクリップをビデオトラック2に振り分けていくイメージです。

ポイント② マスタースタイルを用意する

文字起こしが終わったら、次に使い回すでテキストのスタイルをいくつか用意します。

使い回すテキストスタイルは、例えば通常テキストや強調テキストなどです。

先ほどの例でいうと、Aさんの通常テキストと強調テキスト。Bさんの通常テキストと強調テキストの4つが基本的に使いまわしていくスタイルになるかと思います。

(エッセンシャルグラフィックスはマスタースタイルを作成する事が出来るので、毎回フォントのスタイルを付ける工数を劇的に減らせます。)


動画内で使うテキストスタイルは、なるべくマスタースタイルとして保存しておく事をオススメします。
マスタースタイルとして保存しておくことで同じスタイルを何度も設定する手間がはぶけます。

ポイント③ 一気にテキストを埋めてしまってからスタイルを当てていく

最後の工程です。
全てのテキストを差し込んだ状態で、テキストスタイルもいくつか用意出来たら、ここから一気にテキストにスタイルを当てはめていきます。

ここで重要になってくるのが、「ビデオクリップ分け」になります。

なぜかというと、まとめてテキストのクリップを選択しようとする場合、

テキスト毎にトラックを分けていればそのトラックを選んで、プロジェクトウィンドウからマスタースタイルを当てはめるだけで一気に適用されるからです。

これをテキストスタイルごとにトラック分けしていないと、適用したいテキストクリップをシフトキーを押しながら選ぶという作業が新たに増えてしまい、時短に繋がりません。

強調テロップや、OP & EDにしか使わないテキストスタイルもあると思うんですが、そういった数が少ないものは動画毎にテキストスタイルが違う事も多いので手動でやるしかないかもしれません。

ただ、強調テロップの場合も同様に使用頻度がある程度あるならビデオトラックで分けて、あとで一気にスタイルをあてる方が早いです。

実際の作業手順

私が実際にテロップを入れるときは

・テキストを一旦ビデオトラックに乗せる
・文章毎にカット
★テキストを打ち込みながら人物A、人物B、イレギュラーにトラック分けしていく
・最後にスタイルを一気に当てはめる

このような順番で作業しています。

これで私は作業時間が半分くらいになったと思います。

まとめ

今回はテキストの話をしましたが、
「工数を減らす」事で、作業効率を格段に上げることが出来ます。

この「工数を減らす」という考え方は、テキストにかぎったことではないので常に頭の片隅で考えておくとどんどん作業時間が短縮され、時給単価も上げることが出来るので是非試してみてください。

1人で動画編集を学ぶ事に行き詰りを感じている人へ

この先どうやってスキルアップすればいいんだ。
そう感じたらまずは、自分が何を知りたいのかを明確にしましょう。

●編集のテクニック?
●作業効率UPの方法?
●編集スキル以外の知識?

『知りたい内容をより具体的に言語化して、求めている情報は何か?』自分で理解しましょう。
欲しい情報を認識する事で「あぁ、自分はこの情報が手に入ればこの疑問が解決するんだな」と論理的に把握する事が出来ます。

そして、次に欲しい情報を手に入れるため、適切な検索ワードを当てはめていきましょう。

適切な検索ワードの見つけ方については、こちらをご覧ください。

手に入れたい情報を的確に検索出来たら、最後のステップです。
何度も何度も異なる方法・場面でアウトプットしましょう。

「アウトプットは大事」「知識は使ってこそ生きる」といった決め台詞的な話ではなく、より自分の血肉とするのです。

学んだ事を何度も自分で作業して、色んなパターンで自ら試していかないとスキルアップには繋がりません。
知識だけある人間になってしまい、応用が利かなくなってしまうのです。

私も動画編集を独学で学び、苦労した時期がありました

私が動画編集を始めた頃、編集していて自分では解けない問題に直面した時、1人で学習していた私の選択肢は、ネットで探すか諦めるの2つでした。

問題を解決するために5時間も費やし、解決できれば御の字でそのまま結局分からないままなんてこともざらにありました。
一緒に編集をする仲間やメンターがいればどれだけ心強く、効率的に学習できたかと思います。

今、私は様々な経験をしてこの記事を書いていますが
これから動画業界を担っていく人の力になりたいという想いで、独学の方をサポート出来るようなコンテンツを発信しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?