うつと生きる(そこにはドラマも終わりも無い)

4月で37になりました!イエィイエィウォウウォウ!

が、あいも変わらずにひでえ年になりそうです。

仕事は、マルチマルチのマルチタスクで死にそうになっており(シングルタスクマンだけど、社内の事情でいろいろと差し込みが入っている)、プライベートでは、母の日のプレゼントをその日のうちに盗まれて、マジで凹んでいる状態です。

生活は完全に終わっていて、深夜近くに酒飲んだり、2時や3時に寝たりしています。寝ているというか、気絶しているのが常です。
排水溝は、1週間くらい平気で忘れていて、「やっべ、異臭がするぞ」と気がついて水を抜いてゴミを捨てているくらいにはもうやべえです。この間なんか、マヨネーズがなくなったと思ったら、なんかの紙袋に入っていました。

人間関係でも距離を間違い続けています。

ところで、サカナクション山口一郎さんのうつ闘病記を観たんですよね。

それ自身は、当人の葛藤も描いていて、すごく観てほしい番組・・・ではあった。ただ、公式の説明文で「感動的な」と書いていたから、そこは違うんだよな、と思った。

うつ病は、いきなりできていたはずのことが急にできなくなったり、取りこぼしたりすることだと思うんです。

階段ってありますよね?時折、階段を降りているときに足を踏み外しそうになるんですよ。

だから、今よりうつ病がひどかったときは、手すりを必ず持って歩いていました。あるいは、エレベーターかエスカレーターを使っていました。

感情も、自分でコントロールできなくなってしまって、「クソみたいなことをやってしまった」と後悔しています。
でも、それはもうどうにもできないことですし、理解を得ようなんて馬鹿な真似をするつもりはないです。

うつ病になって、見えている世界がいい意味でも、悪い意味でも変わったと思います。

いい意味だと「人は一人では生きていけない」。
悪い意味だと「人は、他人のことをそれほど気にできるほど余裕が無い」
矛盾はしているけど、矛盾はしていないこの感じ。わかるでしょうか。

ただ孤立をすると、先鋭化したり、やべえ方面に行くだけなんですよね。だれも軌道修正してくれないから。
ぼっちと書いている人は、本当の意味ではある程度頼れる人はいるし、親身に話せる人はいる。ただ、それに不安を抱いているだけの人なんです。だから、まだ引き返せるし大丈夫。

でも、本当にやべえ人は、頼れるものがなかったり、依存先を「やべえ」方面、例えばスピとかワクチンで人類全滅とか、太陽フレアで人類滅亡とか、
ヒラリー・クリントンはピザ屋で組織的に人身売買しているとか(そういう陰謀を信じている方が実際にいるんですよ・・・)

とにかく、そういう方面になってしまう。

そういった極端な例ではなくても、よく接客業でやたらと高圧的なジジイがいるなじゃいですか。あれは、家でも職場でもひたすら居場所が無くて、だからそう振る舞うしかない悲しきモンスターなんですよ。いや、同情の余地は一切無いですが。

そうならないためにも、行動するしかないんです。

無駄な努力はしない方がいい、とダルビッシュ有は言っていましたが、なれないんですよ。馬鹿は馬鹿なりに、行動するしかない。

とにかくやって失敗していくしかない。20代ならば、まだできる。まだ社会が許してくれる(許してくれないこともある)30代だと、もう後に引けない。

友人・知人経由で聞く中年・初期高齢者の終わっている話を聞くと、「ああはなりたくはない」と思うけども、「ああなる可能性は、無いわけではない」と本当に思ってしまうわけです。

でも、他人は他人でアップアップだったりするし、家族関係・家庭・仕事で忙しい。近しい人は、離婚したか、独身の方なので、つまりは結婚している元クラスメイト、知人とかはよほどのことが無い限りは会うことが無いんですよね。葬式くらいか。

そもそも、私は知り合いの結婚式に呼ばれたことがないくらいに本当に社会不適合者(これはマジです)なので、今更それは変えようがないので、そういうものだとしてやっていくしかないです。

今年に入ってから思ったのは
「人生のほとんどは無駄でどうしようもないから、その無駄を楽しまないといけない」
でした。

昨年は、いろいろと手を広げすぎてしまった結果、迷走して、それが結果的に何もやっていないのと同じ感じになってしまいました。

いしいそうたろう応援団を(いったんは)辞めたのも、改めて自分が何をやりたいかを集中したり、考えたりする期間がほしいと思ったからで、別に山梨が嫌いになったとかそういうわけじゃあないです。

実況は減っていますが、仕事が忙しいし、仕事中にラジオの実況をすると、大幅に仕事の効率が下がるな、と誰でも気がつくことに気がついた感じでした。

せめて、最後に「誰も待っていないけど お・ま・た・せ!」と言えるくらいの人生であれば、と思っています。

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