子ども理解って深〜いのです!

私は保育園で園長を10年、そして昨年まで、保育の専門学校で教員をしていました。

その時の教科の一つが、「子ども理解と援助」という授業でした。

その教科は、まさしく、私が学生さん達に伝えたい!と思っていた内容そのものでした。
未来の保育士のたまごちゃんの学生さん達に子どもに寄り添う気持ちを持ってもらいたい。子ども達を一人の人間として尊重してほしい。

喜怒哀楽を表現している、その時の子どもの気持ちは?
どんな背景があって泣いてるのか、怒ってるのか、、

子どもを理解すればするほど、子どもが愛おしくなる。
そして、子どものことがわかればわかるほど、保育が楽しくなる❣️

そうやって先生達が保育を楽しむことができるようになったら、子ども達も毎日、保育園に来るのが楽しくなる❣️

そんなことを伝えるために、あれやこれやと資料を探して探して、、
たくさん時間を重ねて伝えたことを今でも懐かしく覚えています。

例えば、いろんな保育のエピソードを題材にして、それぞれに子どもの気持ちばどうだったのか?どう感じたのだろうか。と学生みんなで話し合う。
いろんな受け取り方もあって、参考になったり、感動したり。。

また、実際の保育園の子ども達のDVDを見て、一生懸命に育とうとしている子ども達の姿を見て、感動して思わず見終わった最後にはみんなで大拍手👏
となったり。
みんなで感動の涙を流したこともありました。

本当に子どもって、いろんな想いを持って生きている。それを理解する。受け入れること。それが何よりも1番大事。
できたできないはそのあとのこと。

大人も同じ。

なんでそんなことを言うの?するの?
っていう行動も、、
その気持ちになった理由が必ずあるはず。

まずは受け入れてみる。

共感してみる。

そーだったんだ。大変だったね。
嫌だったんだね。

それから、でもね、、
と、こちらの気持ちを伝える。

これがすべてなのです!


「ありのままを受け入れる。」

子育てや保育で何よりも1番大事なこと。

子ども達は毎日、毎日、成長している。
0歳児の子達はハイハイしたり、歩き出したり、お話しするようになったり、、と目に見えて成長がわかる。できることがどんどん増えてくる。
だから、褒めてあげることが満載!

どんどん大きくなってくると、、少しずつ背が高くなったり、少しずつ手先が器用になったりと、、目に見える成長がわかりにくくなってくる。

心の成長はすごいのに、目には見えない。

だから、褒めてあげることがどんどん少なくなってくる。

兄弟に小さな子がいると、その子ばかりできることが目に見えて、褒められてる。。
それを目の前で見てると大きくなった自分はあまり褒めてもらえず寂しくなることも。。
自分はダメなんだ。とかできたことを探してアピールしてみたり。

これは周りの大人が気をつけないといけないことだと思う。

できたことを褒めるだけでなく、
「当たり前にしてることを褒める」

子どものふとした言葉を受け止める。

「授業が眠くてしんどかった。」
といえば、
そう、授業眠いよね。
よく頑張ったね」

今週も毎日、よく頑張って歩いて学校行ったね。

わぁ。すぐに部屋の片付けできてさすがお姉ちゃんだね👍

など、日々の生活の中でとにかく褒めてあげる。

子どもが褒めてもらおうと思って、頑張って何かをして見せに来るのではなく、

大丈夫!そのままで、いつもよく頑張ってること知ってるよ。
嬉しいと思ってるよ。
と。。

すべては愛❤️なのですね!

大人も同じ。

今日も出勤してくれてありがとう。

その笑顔、素敵だよ💓

そんな言葉かけられると、、
嬉しくて、また頑張っちゃう!

大人もついつい、できてることはそのままスルーして、
できてないことを注意してしまう⚠️

本当は当たり前にできてるんではない。
その人が頑張ってくれてるから、日常が平和にルーティンしてるんだ

なんか、話がソレソレだけど、、

自分もそれを気をつけて、仕事に家族に向き合っていこう!

とまた改めて思った今日この頃です☺️

だから、子ども理解は、深〜いのでした!

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