はじめてのドストエフスキー

ドストエフスキーやばい‼‼‼✨

https://www.youtube.com/watch?v=M2oimhlq724  

この中田のあっちゃんの解説からの横田先生の授業。

最幸でした。

もともと本を読むことが苦手な私。大好きなのは幼いころからお世話になっていた絵本。あたたかな絵と短い文章から広がる心地よい世界。そんな絵本とは程遠いドストエフスキーの小説。私が思い描いてきた小説を遥かに超える深いまなび。

”小説とは真実が書かれているもの”

先生はそうおっしゃった。事実ではなく、登場人物を通して描かれるこころの奥にある「真実」。だから「人文学」なのだと。私の頭では、ここまでをことばの通りに理解するにとどまっている。けれども、表現できない何か深い気づきをこの一言で受けた。そうこの”こころの奥にあるもの”こそが「真実」なのだ。表現できるようにいつの日かな

文学にはすべてがつまっている。何にでもつかえる。それが文学である。そうおっしゃった。読むことで様々な考え方ができるようになる。つまり、思考力がつく。この思考力、考える力こそ、自由への一歩であるというのだ。

2×2=4  これは真理だという。けれど、ここにとどまっていてはそれ以上はいけない。よい人間にはなれない。この「真理」を広げていかないかぎりは自由にはなれない。ドストエフスキーはそう言ったのだそうだ。

小説にかかれている「真理」を私自身が思考し、どこまで広げられるか。

すでに頭に?が浮かぶ。いかに現代(いや、私がそうなだけなのかもしれない)では、思考する力を使っていないかということに気づく。そして、いかに自分がそういった書物や言葉に触れてこなかったかが恥ずかしいほどわかる。あえて、改行の少ない読みにくい本を読む。あえて、難しい言葉の並んだ本を読む。何がそこにあるのか。鍛えられる忍耐力。そして、思考力。一文一文自分のなかで私自身が思考してかみ砕く。そしてさらにそれを日常の中に広げていく、落とし込んでいく。それが文学。その最高峰がドストエフスキーの作品。

人の最も偉大な思考は、意志をパンに変えること


現実に起こっている苦しみを楽しさへ変えることができたなら、どれほど自由になれるか。目の前の困難をチャンスととらえることができたなら、どれだけの可能性が広がるだろうか。意志をパンに変える。

すべてを味わい楽しむこと。

やはりここに行きつくのかもしれない。今日の最幸のまなびをありがとうございました。本日のちょちょっとお福分けでした(^^♪


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