聖誕劇のこと
共育のわ『アイノテ』を編みはじめから初めての活動。
おとなで味わう聖誕劇のワーク。
絵本を訳したり、簡単なシナリオ、歌選び、小道具作りは、アドベントカレンダーのようにシュトーレンをスライスしていくように、日々の糧となり喜びを与えてくれた。素敵な音楽家、陽子さんも関わってくれて一緒に歌を歌ってこれたことも、この先の道に種を撒くような時間だった。
さて、本番当日。僕のコマーシャルの下手さもあり参加者は陽子さんの旦那さんのみ。つまりみんなで、さんにん。ここにも“すてきなさんにんぐみ”がいたのだ!絵本、手遊び、足遊び、おやつとお茶で身体と気持ちをほぐして劇をする。
「なんだか子供みたいだな。」と、旦那さん。そう、子どもみたいで楽しい。でも大人が見せる美しさも大人にはある。美しい旋律、整えられた道具たち、フランキンセンスの香り。“ほんとうの幼さと大人”が一緒にあって生まれる新しい世界。それこそ僕が大好きな場所。
陽子さんが伝えてくれた言葉も印象的、
「福山雅治も、初めてのライブはお客さん1人だったみたいよ。」
サンキャッチーが運ぶ星の光に包まれながら演じた聖誕劇は、なんだろうと興味深げに天使たちが覗いていたのだろうな。ワークを終えお腹の空いたさんにんは、となりの芝生でたらふくお米を食べた。
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