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郡山市の某耳鼻咽喉科クリニックについて

 せき・痰・鼻水・鼻詰まりの症状で受診し、諸検査を受けて副鼻腔炎・アレルギーと診断された。数年間通院し治療を受け服薬していた。だが、一時的に良くなるだけで何度も再発し、次第に悪化した。鼻詰まりは、特に右側がひどくて頭が重く、とても気分が悪かった。喉が渇くことが多かった。医師は「しばらく通院してください」というだけで、いつまで通院すれば良いのか教えず、具合を訊かず治療するだけの時もあり、とても不満だった。特に、棒に薬品を浸けたガーゼをつけて鼻の中に入れて回す処置は痛くて、とても苦痛だった。他に看護師が名前を間違えたり、何がおかしいのか突然笑いだしたことがあり、良い印象は無かった。
 せきは、最初は副鼻腔炎による後鼻漏が原因と言われた。後に当院から転院した前年には、気管支炎と言われた。処方薬が全く効かなかった。特に夜中にせきがひどくて、全然眠れない日もあった。また、朝食後にせきがひどくなり食べた物を戻したことが何度もあった。そこでネットで調べたら、ぜんそくの発作がおきていることと、ぜんそくは呼吸器科で受診したほうが良いことを知った。呼吸器科がある病院を探して受診し、2ヶ所目の病院でようやく諸検査の結果、気管支ぜんそくと診断された。そして、血液中のアレルギーに関わる好酸球の値が高いと言われた。医師から「吸入薬の吸入と処方薬の服薬を継続すること」と「鼻の病気が喘息の原因になっていることもあるので、鼻の治療も継続すること」を勧められた。吸入薬の吸入と処方薬の服薬を継続して、ぜんそくの発作は起きなくなった。せきがひどい人は、最初から呼吸器科があり問診を詳細に行い必要な諸検査を行なう医師がいる病院で受診したほうが良い。
 副鼻腔炎は、一向に良くならず転院先を探した。だが、郡山市内の耳鼻咽喉科の病院は口コミ評価が低い所が多く、他にあてもなく仕方なく通院を続けていた。ところが、ある時に右の鼻の穴の近くに鼻茸(ポリープ)があることに気がついた。黄色の粘液状の鼻水が大量に出たことがあった。気になって受診したら「鼻茸がある」と言われた。治療を受け服薬した。次に行った時も、具合を訊かず治療するだけだった。総合病院での手術の提案もされなかった。そこでネット検索したら、「鼻茸がある」「黄色の粘液状の鼻水が出る」「鼻詰まり」「喘息を併発」という症状の特徴から、どうやら国指定難病で難治性の「好酸球性副鼻腔炎」に罹っているらしいことを知った。
 そこで、総合病院での受診を前提に本気で転院を考え、やや遠いが市外の別な耳鼻咽喉科の病院で受診した。医師から「1ヶ月経って良くならなかったら手術したほうが良い」「手術しないと良くならない」「鼻が詰まっていると口呼吸になり喉が渇く」と言われて通院し治療を受け、服薬と点鼻薬の使用を継続した。この病院では、あの苦痛な「鼻の中に薬品を漬けたガーゼを付けた棒を入れて回す」治療は行わなかった。1ヶ月経っても回復しなかったので、郡山市内の総合病院に紹介状を書いてもらい受診し諸検査を受けた。医師から「鼻茸が左右にあり、目の近くにもある」「薬だけでは良くならない」「鼻の骨がかなり曲っている」「鼻の粘膜が厚くなっている」ことを指摘され手術を受けました。
 手術後は、鼻詰まりが解消し鼻の通りが良くなり、気分が爽快になりました。黄色の粘液状の鼻水が大量に出ることはなくなりました。手術後の検査で国指定難病で難治性の「好酸球性副鼻腔炎」(症状の程度は重症)に罹っていることが判明し、国の難病認定を受け医療費補助を受け、郡山市からも難病医療費助成金を頂いています。時間とお金を無駄にしてしまったので、もっと早く転院すれば良かったとつくづく思った。「好酸球性副鼻腔炎は、完治しない病気なのでケアを継続すること」を言われ、医師が難病指定医の資格を持つ転院した病院に通院しケアを継続しています。鼻の状態は、今のところは再発せず、とても良好です。思い切って転院して、本当に良かったと思います。

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