ツインレイ -唯一無二の人-
プロローグずっと俺は何かを探し求めていた気がする
心の隙間を埋める一部
失った俺の一部
空虚感しかない
俺の日常に光を与えてくれたのは
愛おしい彼女の存在だった
本編
その日俺は新宿駅前にあるビルの一室に足を運んでいた。起業家ばかりが集まるとあるセミナー会場。色んな業種、年齢の人達が50人近くは集まっていただろうか。男性人が多い中で女性の数は圧倒的に少なかったからか、俺の目に1人の女性が飛び込んできた。
ファーのついたジャケットを羽織り、レザーのショーパンから覗くスレン