十分詩 三月

地毛が金色で、もとからカールしてるんです
色素が薄くて、少しの日焼けが辛いんです
目が弱くて、強い光には耐えられないんです


湿り気にうち負けて
ベッドの上をだらだら転がる
白いシーツに 一本の髪のけ
開かれた窓から一匹のちょうちょ
ちょうちょのはこぶものはなに?

#詩 #ひとこと #現代詩

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