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マイクとオーディオインターフェースを買ったお話

昨今のテレワーク需要やらFPSのブームやらで、コンデンサーマイクとオーディオインターフェースを導入する人が増えたそうな。
そこで、誰かの参考になればと思い、自分が買ったマイクとオーディオインターフェースの紹介をします。

何を買ったか

まず何を買ったかですが、マイクはAKGP220で、オーディオインターフェースがMACKIEProFX6v3です。

なんでAKG P220?

コンデンサーマイクで有名なものと言えば、オーディオテクニカのAT2020やマランツのMPM1000U、BlueのYetiあたりだと思います。AT2020は接続がXLRのものとUSBのものが選べるので導入がしやすいです。

どうして上記のAT2020MPM1000Uを選ばずAKGP220を選んだのかというと、単純に使っているヘッドホンがAKGK702だったのでマイクもAKGにしようかな程度の発想です。

そして、AKGの安いコンデンサーマイクには買ったP220の下位モデルにP120があります。こちらのP120は9000円弱で、P220は15000円前後になります。
正直P120P220にそれほど大きな音質の差があるわけではないのですが、P220には純正のショックマウントが付属しています。
AKGの純正ショックマウントは6000円強するのでP120買うよりP220買ったほうが良さげだなと思ってP220を買いました。

なんでMACKIE ProFX6v3?

コンデンサーマイクを買ったらほぼ確実に必要なオーディオインターフェースですが、Youtuberやレビュワーの多くがYAMAHAAG03を使用しています。配信者御用達とまで言われているAG03ですが、自分は候補に入れていませんでした。なぜかというと、音の入出力をオーディオインターフェース一本に絞りたいと思っており、使用する接続方法がXLRだったためです。

XLRの出力があり、ファンタム電源が供給できるオーディオインターフェースとなるとほとんど選択肢がないです。あっても3万以上の高級で大型なものがほとんどですが、このProFX6v3は2万弱で買えます。

こちらのProFX6v3はファンタム電源が供給されるマイクINが二つ、ステレオLRのLINE入力、3.5mmのLINE入力があります。また、バランスとアンバランスのスピーカー出力と6.3mmのヘッドホン出力があり、入出力共に充実しています。

その他もろもろの購入品

マイクとオーディオインターフェースを買うにあたってマイクアーム、ポップガード、ケーブル各種、スピーカーを新しく購入しています。

まずマイクアームは定番であるRODEPSA1を購入しました。本当はBlueCOMPASSを購入するつもりだったのですが、どこも在庫切れで買えなかったため妥協で購入しました。移動はとてもスムーズで特に不満はないです。

ポップガードは特にこだわりなく、マイクに直接つけるタイプの安いものを使用しています。これでも破裂音などは良く軽減されるので問題ありません。

ケーブルに関してはすべてCanareで統一しています。こちらも特にこだわりはなく、一般家庭で使う程度の音響機器ならケーブルによる差異はほとんどないだろうと思いやすいものをチョイスしています。
ケーブルの長さは2mあれば必要十分かなと思います。

最後に購入したスピーカーは、TANNOYREVEAL 402です。以前からちょくちょくモニタースピーカーを購入しているのですが、ホワイトノイズが大きかったり、音質が微妙に良くなかったりして買い替えてばかりいました。
そこで、かなり評判のよかったTANNOYREVEAL 402を購入しました。期待通り音質が良く、ノイズもかなり近づかなければわからないレベルでとても満足しています。

最後にスピーカーと言いましたが、さすがにスピーカーを机にベタ置きするのはどうかと思い、インシュレーターと小型のスピーカースタンドも購入しています。これらにも特にこだわりはないのでインシュレーターは山本音響工芸の安い三角形のものを購入し、スピーカースタンドはAmazonで最安のものを購入しました。
最安クラスのものなため多少不安がありましたが、机への反響がほぼなくなったので問題ありませんでした。

使った感想

今まで紹介した購入品の中で不満があるの商品はほとんどありませんでした。マイク音質はさすがAKGというべき高音質で、スピーカーも定評のあるTANNOYのため個人的にはなにひとつ文句のない音質でした。

唯一不満が生じたのがMACKIEProFX6v3です。機能自体には何一つ不満はありません。入力されたマイク音の音質も問題なく、出力される音も何ら不満はありません。

問題は動作の安定性です。ヘッドホン出力とスピーカー出力を切り替える際にクラッシュしProFX6v3を再起動しなければならなかったり、ゲーム起動時に音が再生されずゲームがクラッシュしたりします。
これがなければYAMAHAAG03AG06よりもおすすめできる高機能なオーディオインターフェース内蔵ミキサーなのですが…

ProFX6v3のレビューによくドライバがお粗末という評価がありますが、納得でした。また、スピーカー出力の設定で24bit44100kHzより上の設定にすると出力される音が半音下がります。こちらに関しては説明書やほかの方のレビューにもなかったので一応共有させていただきます。

まとめ

コンデンサーマイクは正直1万円クラスなら必要十分なので好きなものを選びましょう。そして音の設定がよくわからない人はおとなしく定番のAG03を購入しましょう。レビューが多い商品ほどエラーの時に助けてくれる情報や人が多いです。

以前使っていたスピーカーとマイク

MACKIE CR3(現在は新モデルが登場している)

FOSTEX PM0.3H

JBL 104-BT-Y3

Blue Yeti Nano

Razer seiren mini(ゲーム用途ならこれで十分)


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