頭を空っぽにしましょう。

自分の考えるポジティブな事もネガティブな事も健気に全て引き寄せてくれるその働きを知らないとちょっと厄介な潜在意識の力を利用して幸せを手に入れよう!とは言うものの。


ハッピーな事ばかり考えて口に出してれば問題ないのだけれど、別にそこまで脳内お花畑ではない、どころか天邪鬼と卑屈全開の私。


だったら、頭の中を空っぽにすればいいのである。


自分が集中して楽しめるものを持っている人はそれをとことんやればいい。それ自体が瞑想になる。だけど大概の人はそれが見つからないから苦しいんだ!と思っているはず。


そんな時こそヨガの練習だ。


アーサナ(ヨガポーズ)の練習は、今動かしている身体に意識を集中する為。そうして”今ここ”にいられるようになった状態で瞑想をすると、いつも頭の中がワサワサして全く集中出来ない様な人でも、あっという間に”無の境地”に入れるようになる。


心の状態を変えたかったら、まず身体からアプローチ!


身体がいつもと違う姿勢を取っていたり、ちょっとキツイポーズをしたり、バランスを取らなきゃいけないと「今日のご飯何にしよ?」なんて考える暇は無くなる。それでもたまに、ポーズがしんど過ぎて「こんちくしょーーー」ってインストラクターに怒りをぶつけたくなるような時もある。そんな時は呼吸をしっかりたっぷりと入れるといい。吐く息と共に全ての感情を出し切ってしまえ。呼吸を大事にすると、もう一息くらいなら耐えられる程度に何故か楽になる。


呼吸法を練習するというのもありだ。心が落ち着かなくなると、身体も緊張して、心臓はバクバク。体温が上がったり、冷や汗が出たり、自律神経は勝手に暴走を始める。唯一自分がコントロールのハンドルを交代出来るのは、呼吸だけだ。吐く息を長くすれば副交感神経が優位になってきて気持ちも落ち着いてくる。時間をかけて、限界までたっぷりと息を吸い、少しずつゆっくりと息を吐くだけでもいい。丁寧に呼吸をするというのはそれだけで集中力を使う。火の呼吸法なんてやった後には頭は真っ白だ。


そうして、瞑想状態に入っていく。




次からは私の知る瞑想法も紹介していこう。

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