半年間ニートしてたら異業種に転職してた話
これは異世界転生の話ではない、誰にでもできる異業種転職の話。
昼は橋の設計、夜はwebデザイン改めネイリストになったaiです!
「今の仕事は安定してるけど、本当にやりたいことは違う」 「でも、全く違う業種に転職して大丈夫かな...」
こんな思いを抱えている人は、意外と多いのではないでしょうか?
今回は私が建設コンサルタント会社を退職してからネイリストになる過程で気づいた異業種転職で「スキル」以外に必要なことについてお話しします。
土木エンジニア→ニート→ネイリスト
私の経歴はざっとこんな感じ。
(※ニートになったきっかけは結婚なので厳密に言うと主婦なのかもしれませんが、主婦業すらしていなかったのでここではニートとします。)
ニート期間はひたすら好きなことだけして過ごしていました。
月並みな話ですがこの期間に改めて自分にとって何が心地良くて、何が嫌なのか分析しました。
その結果、「一人で働きたい」と言うことで「ネイリスト」を選んだわけです。
転職の壁は、意外なところにある
ここからが本題。
私が思う異業種転職で「スキル」以外に必要なこと。
周囲の反応を受け流す
生活水準を一旦下げる
自分自身との葛藤に耐える
1.周囲の反応を受け流す
「何もしないよりはね」
結婚というタイミングでの転職だったこともあり、こんな風に言われたことがありました。
いや、ひどすぎない?笑
思うのはいいけどさすがに飲み込んだ方がいいよって思いました笑
ネイリストという職業に対して一定数「パート」や「趣味の延長でお小遣い稼ぎ」のようなイメージがあるのでしょう。
異業種に転職すると言うことは、当然今いる環境の価値観から遠いところに行くことを意味します。
良い反応がなくてもこれは、そっちの業界に行ってしまえば悪いように言ってくる人はいなくなるので問題ないです。
とりあえず周りの悪い反応は受け流しましょう。
2.生活水準を一旦下げる
一番気になるところの収入面。
異業種転職はキャリアアップ転職と違って収入ダウンは避けられないですよね。
私はアルバイト入社だったこともあり前職の3分の1程度になりました。
スキルはやればそのうち身につくと思うので、その間の生活をいかに耐えるか。
収入が下がる上に、最初は勉強代としてかなり自己投資が必要になってくると思うので生活水準は一旦下げるのが賢明だと思います。
とにかく節約すると言うよりは、無駄なものにお金を使わないイメージ。
これを意識することでむしろ自分に本当に必要なものを洗い出すことができます。
異業種転職は一旦収入が下がるものの、後から巻き返せるパターンも多いと思うので、この段階で生活水準を下げておくと後々余裕ができた分は投資に回すことができます。
3.自分自身との葛藤に耐える
「本当にやっていけるのか」 「向いてないかもしれない」
こういった不安は転職する上で避けては通れないですし、しばらく付き纏います。
なんなら今でも不安は尽きません。
この手の不安は新しいスキルを身につけるたびに少しずつ解消されていきますし、不安に思うことはそれはそれで自然なことだと受け入れられるようになります。
異業種転職で活きた「スキル」
土木業界から美容業界への転職。一見何も関係なさそうですが、前職での経験が役に立つこともあります。
論理的な思考力
効率を追求する習慣
コンサルタントとしての提案力
これらは、業種が変わっても十分に活用できます。
これから異業種転職を考えている方へ
収入は以前より減りました。でも、毎日が新鮮で、自分の選択に後悔はありません。
この経験から、特に重要だと感じた3つのポイントをお伝えします:
周囲の声との付き合い方
全ての意見を真に受けすぎない
でも、建設的なアドバイスは受け入れる
自分の決断を信じる勇気を持つ
現実的な準備の大切さ
貯金は多めに
生活水準の調整を覚悟する
収入面での一時的な後退を受け入れる
自分との対話を大切に
不安や迷いは自然なこと
焦らず、じっくり向き合う
時には立ち止まることも必要
最後に
「今の仕事、このまま続けていくべきかな」
そんな思いを抱えている方へ。 異業種転職は、技術的な挑戦以上に、精神的な覚悟が必要かもしれません。
でも、その分だけ、自分の選択に誇りを持てる道でもあります。
最初から完璧である必要はありません。 むしろ、不完全でも一歩を踏み出す勇気の方が大切です。
きっと、その勇気が新しい扉を開いてくれるはずです。