写真集へ愛をこめて
『写真展へ愛をこめて』はまた後日、早急に。
とてもお久しぶりです。
お話しすることが大好きなので、noteは継続してやろうと思ってたのですが。なので、次に書くことをタイトルの下に書きました。早急に。
さて、僭越ではございますが、写真集を出させていただくことになりました。
フィルムで撮った日常写真です。
なぜフィルム。なぜ日常。
デジタルのことも、日常写真以外のことも否定するわけではないのですが(そもそもデジタルも日常写真以外も大好き)わたしはフィルムで撮るものはハッキリと分けてます。ハッキリと分ける理由があります。
デジタルはinstagramの @aimueに主に投稿してます。風をうけながら遊ぶ娘、お花畑の中でお花と戯れる娘、などなど、全て連写です。動いてるところ、または、動いてもらってるところを撮ることが多くどの瞬間もそれぞれの表情があるので全て連写です。その中から、これは見てもらいたいと思う一枚を投稿しております。
ところが、フィルムは連写できない。いや、できるのだけど、一枚一枚のコストを考えると連写しないことが多いです。『フィルム写真を始めてみたい』と考えた時に一番撮りたいなと思ったのは日常写真でした。コストがかかってでも撮りたい、残したいのはそういう写真。まるで父が撮っててくれたような。
(この写真なんて連写しちゃったんですけど、この次の写真は布団しか写ってませんでしたからね)
連写するものも、することもあるんです。だいたいそれは5秒以内に撮ってます。たった5秒でコロコロ変わる子どもらしさやストーリーが写ってるように思いわたしは大好きです。尊敬する写真家、濱田英明さんの『#同ポジ組写真』も大好き。
(あぁ、実に可愛い子どもらしさ)
ところが、一年半ほど日常写真ばかり撮ってたら毎日同じような写真になったんですよね。それでも撮ってました。いつもと同じカメラ、いつもと同じ50ミリのレンズでずっと撮ってました。そしたら気付くことがたくさんあったんです。それは部屋に入る光の傾きから感じる季節だったり、食べるのが上手くなることから感じる子どもの成長だったり、姉妹二人の関係性だったり。(やはり、限られた環境だと気付きも工夫も学びも多くなる(自論))。
そんなことを全てこの写真集に閉じ込めました。だからこその季節順。季節によって色とか温度が違う。そして、写真集として購入して頂くと決まった時から特に強く意識したのは構図の工夫でした。先に話した通り、同じようで同じではない、でもシチュエーションは同じ写真が増えたんですね。だからこそ、余裕があるときは少し構図に工夫を。その理由は、いろんな方からの『日常を撮ることは好きだけどいつも同じような写真になる』という悩み事を勝手に引き受けて、勝手にそこを見て欲しいなぁという気持ちを込めました(まぁでも同じような写真でもいいやんとも思ってはいる、はい)。あともう一つの理由はやはりその日によって部屋は片付いてないこともあるんですよ(まぁ、片付いてない方が圧倒的に多いけど)だから、少しでも片付いてないところをうまく見せたいというオンナゴコロ。
こんなことも、あんなことも、そんなことも全部つまってます。愛も、あいかわらずの日々も、全て詰まってます。写真集に愛をこめて、お届けしたいと思ってます。
最後に。
日常写真なんて需要があるのかな?と考えてましたけど、わたしの夢を叶えてくれたCURBONの皆様に感謝してます。
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