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ガネーシャの教えを思索する(其の1)

水野敬也さんの「夢をかなえるゾウ4」(ガネーシャと死神)を読ませて頂き、

とても感動しました!涙が止まらないというか・・・とにかく胸が熱くなった。

すごく大切なことが書いてあると感じたし、これは何かを書き残したい、

そう思いました。(私は大したことは書けませんが)

そこでガネーシャの教えについて、私なりに思索したことを書くことにします。

勝手な感想文みたいなものですが、お時間が許せば読んでやって下さい。

【教え】

健康を管理できる人は、セルフマネジメントをして目標に向かえる人になれる!

フットネス

子供の頃に描いた夢って、幼稚だと笑われるかもしれないけど、みんな輝いてた。

無責任で良かったし、素直に自分の憧れを表現できていた気がするんですよね。

私は子供の頃、よく耳にする話ですがプロ野球の選手になりたかったんですよね。

それなりに一所懸命練習もしたし、そこそこのプレイヤーには成れたんだけど、

冷静に判断できる年頃になると、レベルの差を感じて徐々に諦めていった。

次は歌うことが大好きだったので、高校生から楽器も始めてバンドを組んだ。

「よし、プロのミュージシャンになろう!」と夢を描いて上京し、

オリジナルの曲を作ったり、ライブ活動をしたりしましたね。

月日は流れ、大人になって、父親の病気があったり色々で・・・。

いつの間にか思い描くのは「夢」ではなく「目標」に変化していった頃、

現実的でワクワクしない未来に、徐々に冷めていく自分がいたような気がします。

何がやりたいのかも分からないのに「働かざる者食うべからず」という

親の教えだけは脳裏に焼き付いていて、とりあえず社会人としてちゃんとしなきゃ

という理由だけで、頑張って働いていたような気がします。

もちろん家庭の事情や環境も年齢と共に変わるので、背負っている気分も

変わっていきましたが、一貫して「やりたいこと」が有ったわけではなく、

「やならければいけないこと」が有っただけでした。

そんな私に転機が訪れたのは34歳の時で、仕事を失うという逆境によって、

強制的に新たな人生の選択を迫られたんですよね。

でもそのお陰で、生まれて初めて真剣に生きることを考えましたし、

自ら選んで、どんな仕事をするのかという選択をしました。(遅すぎですが)

そして中小企業診断士という資格をとって、第2のビジネスライフを開始した

のが36歳なんですよ。(どうすんのって年齢ですけど)

随分話が遠回りをしましたが、そこから私の人生は変わったのです。

自らの手で選んだ人生を歩み始め、自分で決めた目標に向かって頑張りました。

そこに至るまでには沢山の素晴らしい人や本とご縁を頂き、私自身の考え方や

世の中をみる視点が大きく変化したという要因も大きいのですが、

ここを話し出すと無茶苦茶長い文章になってしまうので、今回はカットします!

でも、コンサルタントとして人材育成に携わるようになってから、

歳月が経てば経つ程、このガネーシャの教えは身に染みて共感するんですよね。

健康管理なんて、誰でもできることじゃないですか?

でもライザップさんを必要とする人が沢山いるように、実はできない人が多い。

自ら望んで病気になりたい人なんていませんよね。

しかし自ら望んで病気になるような生活習慣の人は、山ほどいるわけです。

やり方がわからないほど難しいことなのか?・・・もちろんNOですよね。

暴飲暴食や夜遅い時間の食事を控えること、適度な運動を持続的に行うこと、

夜更かしはせず、質の高い睡眠をとることなどなど、答えはみんな知っています

しかも、内容は小学生でもできるようなことばかりですから、

大人ができないわけがない。やろうと思えば必ずできるわけです。

しかし実際には、これが難しいんですよね。

私もついつい、〆のラーメンを食べては後悔をするという場面が多いわけです。

さて、どうすれば良いのでしょう?・・・意志を強くする?!

それができれば良いのですが、私は意志が弱いんですよね。(苦笑)

しかし、そんな私でも今は、健康管理をしているのです。

大きく分けて「INPUT」と「OUTPUT」があるわけですが、

私は主に「OUTPUT」・・・即ち、運動をすることでコントロールする

ということを継続しています。(INPUTは、晩御飯は米を抜くくらいです)

具体的にいうと、「毎月100キロは必ず走る」というものです。

ちなみに私は、子供の頃から走ることが大嫌いで、大きなトラウマでした。

ずっと運動会ではビリかブービーでしたからね。本当に大嫌いなんです。

しかも私は、何度も言いますが、決して意志が強いわけではありません

マラソンランナーになる夢があるわけでもないし、マラソン大会で記録を出す

という目標があるわけでもないのです。では、なぜ続けられるのでしょうかね?

ここにガネーシャの教えの大切な肝があるように感じています。

少し大袈裟に言わせて頂ければ、人生は好きなことだけやれば良いとか、

気持ちの良いことだけやれば良いという訳には行きませんよね。

例えばイチロー選手だって、野球は大好きかもしれませんが、ストイックな練習

と生活習慣を維持することは、決して楽ではなかったと思いますよ。

引退されたサッカーの内田選手だって、何も気にせずカップラーメンが食べられる

ことに、凄く大きな喜びを感じると言われていましたしね。

それだけ我慢をして、苦しい練習に耐えて、目標をクリアして行かなければ、

世界の一流選手が集まる場所では通用しなかったんだと推察します。

大好きなことで有ってもプロフェッショナルとしての期待に応えるということは、

決して甘くないですよね。だから苦しくて嫌なことでも、やるしかないわけです。

健康管理って、ある意味このような問題解決の一丁目一番地なのだと思います。

要するに、やりたくないことを如何に自分をコントロールして継続するのか?

しかも、意志の力を否定するわけではありませんが、必ずしも意志力だけに

頼るのではなく、継続できる仕組みを作ってセルフマネジメントを行うことを

工夫できるかどうかによって、夢や目標を実現できる人か否かが分かれるよと、

ガネーシャは教えて下さっているんだろうなって思います。

そこには「主体性」があり、「知恵(工夫)」があり、「楽しむ仕掛け」

あるように思います。それを自分自身で創造できるかどうか

そこに鍵があるよということではないでしょうかね。

逆説的ですが、これができる人は「持続的な行動」ができる

だから失敗もあるけど成功もあるそこから学んで成果を手にする

それは、「成長できる人である」ということです。

そこから自信も生まれる。そしてワクワクするような夢や目標が見つかる

だから尚更、健康管理ができるようになるということですね。

この善循環の一丁目一番地に健康管理があると知れば、

ちょっと工夫してみようかなと思いませんか?

そう思わせてくれるガネーシャは、まさに素敵な神様です!


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