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オーストラリアで仕事クビになりました。

みなさんこんにちは!
最近人生で初めてのクビを経験しました。

メルボルンのカフェでウェイトレスとして一カ月間働いていました。そのカフェはメルボルンシティトップに入る大きくて忙しいカフェで、毎日朝からお昼までお店の前には長蛇の列ができていました。正直海外初の仕事でこんな人気なカフェを選んだ自分の度胸にもびっくりですが、スタッフがみんな優しくて毎日学ぶことが多かったので結構楽しんで働いていました。最初の一週間だけですが...。

クビになった原因として、まずタイミングがとても悪かったです。私を採用してくれたマネージャーは、とてもフレンドリーでみんなが自由で働きやすい雰囲気を作ってくれる人でした。スタッフとプライベートでも一緒に遊びに行くような人でした。しかし私が働き始めて一週間で謎に辞めちゃいました。そのあとに就任した新しいマネージャーがまあ厳しかったんですよね。もう初日から絶望でしたよ。あんなに楽しかったお店の雰囲気も常にピリピリするようになって、次第にみんなから笑顔が消えていっていました。私なんてお皿のバッシング中にほかのスタッフに質問していただけで、お喋りしていると勘違いされてものすごく注意されました。

彼女はいわばキャリアウーマンで、お店のすべてを一から改革して変えていきました。メニューの並べ方、ユニフォーム、スタッフ、その他のルール、全部です。毎日新しいトライアルの子を入れて、新しい有力スタッフを増やそうとしていました。それを見ながらどこかでクビにされるんじゃないかなぁとは薄々感じていました。じゃあ案の定されました。(笑)

マネージャーが私をクビにした要因としては、やっぱり実力不足で上達が遅いと感じたかららしいです。まあネイティブと比べられたらそら負けますよね。たぶんフロアスタッフだけで30人いて私以外ネイティブか、メルボルンに長期間住んでいる外国人だったので、その中で働くのは結構きつかったです。例えばメニューでさえすべて馴染みがなさ過ぎて発音もわからない。コーヒーもアルコールも種類が多すぎる上に何が何かわからない。最初なんて基本中の基本カットラリーでさえ聞き取れずわからないからスタートでした。まあそういったことは家でメニュー見て覚えたりすればすぐ慣れましたが、やっぱり一番の難関は、オーダーです。出身国によって英語のアクセントが強すぎる人、コーヒーやフードのカスタマイズが多すぎる人、メニューにないアルコールの頼み方をしてくる人など、多種多様なお客様が多すぎて、オーダーミスを繰り返しました。

特に海外でそういった環境に慣れるにはやっぱりトライするしかないのでもちろんミスもします。それで新マネージャーは私のことをすぐに諦めたんですね。突然、明日から来なくていいよと告げられました。しかもそれをアルバイトリーダーの子を通して伝えてきました。カチンですよね。もうそこまできたらこっちから願い下げやって感じですぐに吹っ切れましたけどね。(笑)


せっかく海外に来たんやから仕事も楽しみたい。だからクビになってホッとした反面、現地英語のハードルいつまで経っても高いなぁと自分の実力不足に悔しくもなった日でした。そしてドラマでしか見たことない「明日から来なくていいよ」をまさかここで経験するとは思わずショックでもありました。なので心機一転メルボルンをもう去ってやろうと、その1時間後にブリスベン行きのチケットを取りました。(笑)

そんなこんなで私のメルライフ終了。今ではメルボルンのシティ内の大人気カフェで1ヶ月も働いた自分を誇りに思います。ブランチメニューもコーヒーもアルコールも多少の接客英語も学べたし、まぁいっか!って感じで、今はブリスベンのローカルカフェで心からエンジョイしてます。新マネさん、クビにしてくれてありがとう。(笑)

でも外国人や留学生も多い国だから、英語での接客が初めてで難しい人にもっと優しくて働きやすい環境はたくさんあるはずです。海外でのジョブハンティングもトライアンドエラーの繰り返しだと思います。人や環境が嫌だなぁ合ってないなぁと思う仕事はすぐに辞めちゃってもいいと思います。嫌々続けるのは時間が勿体無い。せっかく海外に来たんやし、自分を1番発揮できて最高に楽しめる環境を見つけられたら、そこで全力で頑張るのが1番!


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