のびのびばplus 7回目
まず、1つ目の療育ムーブメントの体験。
初参加の方もおられ、特に人間関係の組み合わせを、動きで体験することは新鮮だったようで、1つ1つ納得して動くことの大切さを確認。
2つ目は道具を使うムーブメント。シンプルにリボンを使う楽しさが、テーマが変わることで、急に難しく感じられる体験。
その後、言葉とからだのワークを行い、終了。
動いた後の振り返りでは、実感したからこそ、出てくる「面白さ」であったり、「難しさ」であったり。
参加者から出た「肉(にく)がここにあるということ」という表現は、療育ムーブメントを通してみえてくる「教育」のこと、そしてそのことを考えると透けてみえるような、日本社会に佇む戦後の価値観に、どうむき合っていくのか、といったことが感じられ興味深いものだった。根深いものが浮き彫りになる感覚。
たまたま、今回の参加者は、大学で教鞭をとる方ばかり。少し動くだけでも、沢山の「言語」が引き出されてくるところは、流石で、私が扱う療育ムーブメントは、動き感じたことを「言語化」できる力を育むことを大切にしているが、その効用を改めて思う。自ずからの行動を、動きを、「言語化」する力は、自己認識につながっていく。これは「療育にまつわるからだへのまなざし」で、改めて確認していることの1つでもある。
無論、「おどり」というところでいうと、言葉を越えていく、からだで掴んでいく世界も豊潤に横たわっていて、そちらへも行ったり来たり…する時間も、のびのびばplusでは必ず用意するようにしている。
※のびのびばplusは、療育ムーブメントを入口に、からだのことを考え扱う場所です。
次回は、6/14、12時より豊中市内にて。
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