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37歳の所信表明

2023年の10月に37歳になった。
その前後で何かしらの区切りになるようなnoteを書いておきたかったけど、忙しさにかまけて結局このタイミングまで引き延ばしてしまった。反省…。

さて、何を書きたかったかというと。

これまでの仕事を振り返りつつ、37歳からはこんなことをやってみたいな、という所信表明のようなことがしたいなと思っていた。
33歳で業務委託としてお世話になっていたプレスラボさんを離れ、完全にフリーのライターとしてお仕事をするようになり、4年。
ありがたくもお仕事が長期間途切れることはなく(依頼が少しの期間なくなって、「干された?」と思うタイミングは多少あった)、
お付き合いのある編集者さんからビジネス系~オタク領域までほんとうに、ほんとーーーーにいろんなお仕事にお誘いいただきながらやってきた。
美容院とかで「どんなの書いてるんですか?」って聞かれるのが一番困る…

私生活では2020年に妊娠・出産を経験し、ママライターになっちゃったぜ!ヘヘッ!と思っていたものの、
思ったほどママとしての需要はなく(悲)、以前と変わらずお硬めのビジネス系、最近はヘルスケア系なんかも。

…と言う感じで36歳までを過ごし、37歳になった。
世間では「アラフォー」といわれる年齢にどっぷり浸かっている。
(わたしはアラフォーは38~43歳だと思っているので、ミドサーが終わった、くらいの感覚)
ライターとしての経験は、12年になった。

37歳の1年間をどう過ごそうかな

と、年始に考えそうなことをなんとなく考えてみた。
ライティングは変わらず続けていきたいなと思っているし、お声がけいただけるものに関してはあまり選り好みせずお受けしていきたいな、というのは前年までと変わらず。
(ただし「向いていない」と思う案件はできるだけ他にできそうな方をご紹介するなどで、クライアント様もわたしも、お互いが残念な思いをすることのないようにしたい)

取材ライターから一歩踏み出してみたい気持ちもある

これまでわたしが携わってきた記事は、ほとんど・9割以上がインタビューによるもので、基本的にはどなたかに取材をしたもの。
手前味噌ながら、どなたかの思いを言葉にするという作業が苦ではなく、ライターになったときから取材ものをメインで担当してきたために勘所もあるので、自分の得意領域としてこれからも続けていきたい。
(なお、わたしは取材相手のことをもれなく大好きになってしまうタイプのライターです)

それに加えて、自分の気持ちや自分のことをもう少し発信してもいいのかな、とも思うようになった。
ただ、数年前からコラムなどをちょくちょくご依頼いただくようになり、執筆していて感じたことがある。
わたし、コラムがめっちゃ苦手なのだ。
書いていくうちに「これ面白いか?」「これでいいのか?」「読者は納得できるのか?どこに着地するんだ?」、究極の場合「自●なのでは?」とどんどん不安になってしまう。これはよくない(もちろん納品したものは自分で納得できたものだし、編集様のお力も加わってよい出来のものばかりです!)。

昔は紙の日記も書いていたし、mixi全盛期には毎日毎日ポエムみたいな日記を上げていた。
人のことを語るのに慣れすぎたかもしれない。
ので、37歳は何かしらのテーマを設けてもう少しきちんと書こうと思う。好きな漫画とか。趣味とか。
そして書かせてくださる媒体さんを見つけたい…

やってみたい取材もある

妊娠出産を経たことで、自分の人生のステージが少し変わったことは否定できない。
妊婦や母親をとりまく環境や社会の厳しい目、さらにそのパートナーたる男性への厳しい要求。
予想はしていたけど、やっぱり、という感じだった。
特に育児をしている男性が受けるストレスの大きさは、わたしには想像しかできないが、わたしが妊娠出産で感じたそれよりも強いような気がした。

男性ってどんなことを感じながら育児に向き合っているんだろう、パパならではのつらさってないのかな…(あるだろう)というのはとても関心があるので、もしお話を聞ける人がいたら聞いてみたい。

息子の行く末として子どもの教育についてもやっぱり関心があるので、このあたりも…!

【おまけだけど主題】取材を受けられるようなライターになりたい

いろいろ考えていると、ここに行きついてしまった。
「自分の書いた記事が活字になるのを見たい」「署名入りの記事を書きたい」「タレントさんや声優さんに取材したい」などなど(ミーハーすぎるが)、この仕事を通していろいろな夢を叶えさせてもらってきた。

次は、自分が何かを伝えてみたいなと思ってしまった。

コラムを書きたい気持ちともつながっている気もするけど、自分のこれまでのことをアウトプットしたいなという気持ちが強まっているのかもしれない。

自分には何を伝えられるだろうか、まずはそこから考える必要があるのだけれど、これも心の隅に置いてこの1歳を過ごしていきたいな、と思っている。

(年末感漂ってるけど、あと10日くらいは仕事します)


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