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あいむ の理事3人による対談の配信イベントを行いました!


4月2日21:30~約1時間にわたり、Facebook Liveにて行われたあいむの初・理事対談。

この記事では、代表の藤野荘子・理事の岡村和樹・理事兼コンサルタントの朴基浩の3人による、理事対談の内容をまとめてお伝えします。

「あいむ」という団体の活動概要から現状課題まで、幅広く「あいむ」を知ってもらえる内容になっていますので、はじめましての方もぜひご覧ください。


メンバー紹介

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藤野:改めまして、任意団体あいむと申します。よろしくお願いします。
まずは、それぞれ簡単に自己紹介をしましょう。

私は代表の藤野荘子です。私は立命館アジア太平洋大学(APU)出身で、新卒でIT系のベンチャーに就職しました。その会社を退職した後、「生きづらい世の中はいやだな」と思い、この団体を作りました。

岡村:僕は岡村和樹と申します。現在広告会社のマーケティングの戦略を立てる部門で働きながら、プロボノでNPOのお手伝いをしています。

藤野さんが掲げているビジョンに共感して、最初はSNSやHPなどの発信に関わるマーケティング部門を手伝うということであいむに入りました。それから徐々に幅を広げて、今は事業運営のサポートなど、色々とやらせてもらっています。

朴:こんばんは。あいむで理事をさせてもらっている朴基浩と申します。藤野さんは僕の大学の後輩です。僕がもともとNPOをやっていたこともあり、藤野さんから「ちょっと手伝って欲しい」というお話をいただき、今に至ります。


活動概要

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藤野:まず最初に、活動概要について説明します。あいむは「オンライン・オフラインでの基礎学力定着のための学習支援」を行っています。

基本的には、有償の家庭教師ですが、経済的に困窮している家庭には授業料を免除して無償で授業を提供しています。また、オンラインで授業をするにあたり、通信環境が整っていない家庭には無償でwi-fiを貸し出しています。

重要なポイントとして、あいむはサービスを提供することよりも価値観を提供することを大切にしています。
なので、「基礎学力定着のための学習支援」に加えて、「あなたはここにいてもいいんだよ」という価値観を提供することが、あいむが最も大切にしていることです。

さらに、NPO法人キーザインさんと協力して、「お母さんのほけんしつ」という不登校生の保護者向けの無料LINE相談にも取り組んでいます。


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あいむは、『子どもたちのどんな「わたしらしさ」にもあたたかな居場所を』というビジョンを掲げ、社会の価値観に引っ張られすぎず、自分の価値観を軸にして生きていくことができる社会の実現を目指しています。

2019年9月に設立し、現在、講師・運営側、合わせて18人のメンバーが所属している団体です。

団体の活動概要について説明したところで、ここからお2人と一緒にお話ししていきたいなと思います。


「あいむ 」をはじめたきっかけ

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朴:そもそもなんであいむを始めたんだっけ?

藤野:私があいむを始めようと思ったのは、新卒で入った会社を辞めた時に、急に社会的役割がなくなって、「社会に必要とされていないんじゃないか」「このまま生きていていいんだろうか」としんどい思いをしたことがきっかけです。

その後、通信制高校や定時制高校の生徒向けのサポート校をしている大手塾でアルバイトをしていた時に、その塾が彼らの居場所になっているのを見て、自分でもそういうことをしたいと思いました。

朴:俺も会社やめてニートやってたことあるんだけど、結構きついよね。社会的役割がないのって。

藤野:きついですね。誰にも見られていない感じがして。

朴:それをきっかけにして、あいむは今どんな問題を解決しようとしているんだっけ?

藤野:学習支援を手段として、学校に行っていない子たちの居場所づくりをしようとしています。

朴:今どのくらいの生徒がいる?

藤野:この春に中3生と高3生が卒業して少し減ったので、9人ですね。

朴:どんな人が教えているの?

藤野:私とチューター(講師)の子です。現在チューターは11人います。

朴:チューターはどんなふうに選んでいるの?

藤野:オンラインで授業をするため、「信頼できる人」という選考基準があります。具体的に言うと、時間に遅れない人・身だしなみを整えている人という社会的な面と、多様なバックグラウンドの人がいるということを想像できる人という知識的な面を見ています。


あいむの課題

朴:今のあいむの課題って何だろう?

岡村:学業や本業などでメンバーの稼働時間が限られている中で、どれだけうまくやっていくかが課題かなと思います。

藤野:私はそれ以外に2つあるなと思っていて。1つ目は私自身の課題で、代表としてどんな状況でも理想を描き続けないといけないということです。自分の強みを生かせる動きとして、例えば、ビジョンや想いを伝えること、採用の面でメンバーを集めることをもっとやっていきたいなと思っています。

2つ目は、資金が足りていないという課題です。1年間活動してきて、行政や他のNPOさんとのつながりによって対象となる生徒を集められるようにはなったのですが、そのサービス受益者が経済的に必ずしもお金を払えるわけではありません。サービスを届けたい人はいるけれど、そこを支える資金が足りないというのが現状です。

朴:なるほどね。経営をする中で、資金調達をどうやって継続的にやっていくかというのは大きな課題だよね。でも同時に、自治体や行政に向けての要求をやっていかない限り、予算は増えないよね。

藤野:そうですね。ちゃんと行政にも働きかけていかないとなと思っています。

朴:じゃあ行政に働きかけるとともに、寄付を募っていくことが必要だね。今寄付を募っているんだっけ?

藤野:はい。寄付は金銭的にもちろん助かるんですけど、それ以上に寄付者の方々の想いに助けられています。弱気になるときも度々ありますが、寄付者を含めて支えてくださっている方のことを思い出すと「頑張ろう」と思えるんですよね。なので、ぜひ協力していただけたら嬉しいです。

こちらのQRコードを読み込んでいただくと、寄付をすることができます。
あいむの活動に共感してくださった方は、ご協力よろしくお願い致します。

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朴:寄付のお金は何に使うの?

藤野:主に生徒の授業料Wi-Fiの貸し出しに使わせていただきます。

スマホを持っている子は多いですが、ギガ数が少なかったり、Wi-Fiの設備が家になかったりでオンラインで授業をすることが難しいという場合が多いです。

朴:Wi-Fiは今勉強する上で必需品だよね。

藤野:そうですね。最後に、私が一番誇りを持てるのは、関わってくれている人の素晴らしさです。なので、この輪を広げていけば、ちょっとくらい誰かの背中を押せるんじゃないかと思っています。確実にこの輪を広げていくために、これからもお力添えをよろしくお願いします。

ありがとうございました。

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配信はこちらからご覧いただけます。興味を持ってくださった方は、ぜひご覧ください!


編集後記

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

あいむはまだ立ち上げ時期で、課題もたくさんありますが、関わってくれている人のおかげで少しずつ前に進んでいます。
これからも、現状を把握し、ひとつひとつの課題に向き合いながら、誰かの背中を少しでも押せるような活動を続けていきたいと考えております。

あいむの活動やビジョンに共感してくださる方々へ
私たちの仲間になっていただけませんか?

ご連絡お待ちしています。


<関連情報>
・HP:https://www.aim-education.com/aimis
・Twitter(あいむ):https://twitter.com/KobetsushidoF
・Twitter(代表・藤野):https://twitter.com/sokodoko2
・Facebook:https://www.facebook.com/aim.education.jp/
・note:https://note.com/aim_edu 

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