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「できる」喜びは、いくつになっても格別なもの✨小さな喜びを重ねよう❣️

今週の月曜日17日から冬土用に入りました。
18日には満月、そして今日20日は大寒と…体調に気を付けたいポイントが重なっています。皆さま、穏やかにお過ごしでしょうか。

写真では見にくいけれど、枝の先は赤く膨らんでいます


ルーマニアは、12月末まで続いた陽が差さない、暗く冷たい雨の日々が嘘のようで、朝はマイナス気温ですが、日中は今日も5度まで上がっています。

日が長くなっているのを感じながら、キッチンの窓から見えるお隣さんの桜の木の枝が小さく膨らんでいるのを見て、自然が春の準備をしている姿を眩しく見ています。

日本は今年随分雪が降って、気温も低いようですね。
どうぞ十分にお身体ご自愛下さいね。


オリジナルブレンドハーブティー 「冬土用tea」



土用は、次の季節の準備期間。
冬土用は1/17~2/3の18日間。4回の土用の中で一番体調に気を付けたい期間です。

特に胃腸の弱い日本人は、次のことを心掛け、心と身体をいたわると春を快適に迎えられるでしょう。

・少食・小食
・睡眠
・ゆっくり行動(予定を詰めすぎない)



私は今年は、ルーマニアで過ごすため、これまでの土用期の過ごし方を見直し、
こちらの乾燥したり、気温の低い風土と合わせた過ごし方に取り組んでいます。
今年のテーマは「血」。血の巡り、血液サラサラ・・・などなど、血液にまつわることはいろいろありますが、私の場合は「造血」。

昨年までの体調とこの渡欧して3ヶ月間の体の状況を振り返ると、
・土用の2週間前あたりから、肌の乾燥が尋常でないこと
・午後3時頃からのエネルギー・気力の低下
・ヨーロッパの風土・気候に合う食べ方と暮らし方

の3つが気になり、それぞれの原因や状況を調べました。

すると、3つ全てに共通して意識すると良さそうなキーワードは「血液」。
その中でも、どうやら「造血」は私だけでなく、いわゆる更年期時期に入る主人にも、成長期&思春期の子供達(男女共)にも、非常に大切なことであり、また、このヨーロッパの気候においても重要である(ありそうだ)と考えました。

このことを家族に話すと、それぞれに納得する部分があったようで、
家族全員同じではありませんが、それぞれの方法で、共通キーワードを持って一年を過ごしてみようということになりました。

内容については、私の実体験を織り交ぜながら、今後経過報告できたらと考えています。

人生は食べるもので創られる
これは世界のどこに行っても同じこと。
そして、
「食べること・美味しいもの」は世界の共通語
これも大事にしていることです。

美味しくて
健康で
地球の健康を作ること
を私は大切にしていきます。


土用teaを飲むのは日本と変わらず続けています。写真は今飲んでいる冬土用tea。
ケアしたい賢にアプローチするハーブが調合されています。
(土用teaは年に2回の予約販売です。第2期の販売は6月です。詳細はInstagramをご覧下さい)





前置きが随分長くなってしまいました💦
ここからが本題・・・

できるようになる喜びは、いくつになっても格別なもの✨
〜3ヶ月でできるようになったことを紹介します〜


皆さん、最近(ここ何年かでもいいです)、
新たにできるようになったことってありますか?

どんなことでもいいです。
些細なことでも、習い事でできるようになったことでも、前より上手になったことでもOK。1度だけでもOK!ちょっと考えてみてください。



それができるようになった時、
上達したと感じた時、
どんな気持ちになりましたか?


嬉しくなったり
ちょっとHappy!と感じたり
いいじゃん!とにやけたり・・・
いい感じになりますよね?




私は今、ルーマニアに来て3ヶ月半。
我が家の東欧暮らしは2回目ですが、前回の駐在生活ではできなかったけど、
この3ヶ月でできるようになったことがあります。

そして、このできた喜びが、暮らしの充実度UPに直結しているなぁと強く感じている1月なのです。

もし良かったら、私の喜びをご覧いただけたらと思います。

1つ目
しゃぶしゃぶ肉を切れるようになった!

初めてのスライス。0.5mmくらい。めちゃくちゃ喜んだ!
2度目のスライス。
分かりにくいですが、向こう側が透けて見えるくらい薄いしゃぶしゃぶ肉にスライスできた!

欧米ではスライス肉は、衛生面の関係であったり、食文化により販売されていません。なので、私たち駐在者は、スライサーを購入したり、肉ハンマー(過去記事でご紹介)でやりくりします。


こちらに来たばかりの時、前回の駐在国で買わなかった肉ハンマーを購入し、薄く叩いてカツレツや生姜焼きを作っていました。それもなかなか良かったのですが、
やはり、薄い肉って使い慣れてるのもあるし、時短で味が染み込んだりして恋しさは変わりません。

スライサーを買おうか、いやはや数年のために買うのもなぁと考えていた時、こちらで知り合った、これまで十何ヵ国で暮らして来られた方に、包丁でも薄切り肉は作れる(切れる)と言われ、半信半疑で挑戦してみたのでした。

その1回目が1枚目の写真。
なかなか上出来ではないでしょうか?
綺麗に並んだ肉を見て、私はウキウキでした💖
2回目は更にウキウキ💕
嬉しすぎて献立を豚しゃぶに変更してしまったくらいです。
向こう側が透けて見える肉!!最高です。

これができるようになったことで、
料理のレパートリーが増えたことも間違いないのですが、
私が一番嬉しいのは、パック詰めされたお肉を買わなくて良くなったこと。
プラスチックのパックは買い物時嵩張るし、プラゴミが出るため、これらを買わなくて済むのは好都合。
また、ブロックで買うのでお肉屋さんで好きな部位(箇所)を指定し、欲しい部分のスライス肉が食べられるのも嬉しいことでした(不要な脂身なども自分で切り落とせる)。

ミンチ肉は、好きな部位をお肉屋さんに頼めばミンチにしてくれるし、一気にお肉のストレスが解消です。

自分でスライスができるようになったことで
・ゴミ問題
・好みの部位のスライス肉が使える
・料理のストレスが減る
など、嬉しいことが増えましたし、家族が喜んでくれるのが何より嬉しいことでした。

面倒くさいなぁ、できるかなぁの心配はどこへやら。
面倒臭さも、難しさも、想像よりず〜〜〜〜〜っとなく
喜びや豊かさを感じられて嬉しい「できた」となりました。



2つ目、
肌の超絶乾燥対策!
〜やっぱり自然万歳だった〜

日本から持参した枇杷の葉エキス

極度の肌荒れと乾燥に悩まされ、原因と対策に向き合った3ヶ月。
カルキの強いヨーロッパの水、乾燥している風土、安定しないお湯温度(ガス&湯周りの故障が2ヶ月半続きました)、大量の洗い物、環境の変化、食べ物の変化による体調・・・などなど、原因は決して一つではないものの、全身の痒みで眠りが浅くなったり、タオルの糸と皮膚?皮が絡まってしまったりと、かなり重症でした。

全身、手、顔とどこを触っても痛かったので、良いと言われるものはとにかく試そうと手袋したり、ミストをしょっちゅう吹きかけたり(化粧水があまりないのでここもひと苦労)、パックしたり、オーガニックの自然のものでは間に合わないのかも?と思って、国家プロジェクトで作られた美容大国ルーマニアの商品をあれこれ使ってみたり・・・

日本なら手に入るものも、こちらでは入手できないものが多く、とにかく必死でトライアンドエラーと調査を繰り返しておりました。

乾燥には保湿。
当たり前ですが、乾燥の度合いがどんなものでも、やっぱり保湿がポイント。
肌質改善のためには、体内に入れるものも気を付けたい。
ここのポイントは私の中で変わりませんでした。
しかし、調べていく中で「保湿の仕方」は40代後半になると違うことがわかり、
また、とろみのあるタイプは皮膚の薄い私には不向きということも再確認できました。
(食べ物については土用の取り組みに繋がります)


そして、私には保湿力が足りないなぁと思っていたさくら堂の「びわの葉エキス」が、やっぱり素晴らしい!!ということに戻ったこと!これが2つ目のできるようになったこと、納得いったこと、喜びに繋がったことです。


友人に勧められて使い始めたこのびわの葉エキスの効能だけでなく、
その造られる工程やこだわりの細部に触れると、私の喜びがきらきらの輝き出すので、保湿効果が感じないと別のものを使ったとき、少し残念だったのです。

けれど、ここにきて、その使用方法(肌のつけ方)が不十分であったことが分かり、改めてびわの葉エキスを使ったことにより、みるみる肌が改善していくことに喜びを隠しきれませんでした。

きっと、肌の改善の喜びに加え、改めて「びわの葉」が良いと戻ってこれたことも豊かさが増したのだと思います。


3つ目
自分ケア!
〜ネイルケアができるようになった!〜

娘が作ってくれた指輪をつけて


乾燥に悩んでいたことから、手のケアは特に欠かせませんでした。
それは、手の乾燥と同時に爪の割れも深刻だったのです。
ネイルに行くにも、サロンを探さなくてはいけないし(オシャレ目的でなく爪ケアに力を入れているところがいい)、サロンに行くまでの時間や施術にもかかり、お迎え時間などを考えると私にとって優先順位が低くなります。

都内でお世話になっていたネイリストさんは、爪のスペシャリストで「育爪リスト」と私は密かに思っていました。生え方、育て方、使い方など、爪が身体にどう影響するかなど施術の時はいつも教えてもらっていたので、そのことを思い出しながら調べていきました。

ネイルは昔からコンプレックスもあったし、ケアはとても苦手でしたが、ここまでひどい姿になってしまった爪を自分で守るしかないと思うと必死でした。
慣れないながらも家にあったもの(何度も挑戦しようとはしていた💦)を引っ張り出し、繰り返すうちに、だんだん上手くなってきました。

爪も割れずに伸びるように育ってきました!

色を塗ったりするのは、到底まだまだ苦手でやる気は起きませんが、綺麗に伸ばせるようになったことや形が揃ってきたのはとても嬉しいことです。

指先が綺麗なのはエチケット。
とも思っているし、綺麗にしている人を見ると素敵だな、自分を大切にしているな、と思います。綺麗なものを見ると嬉しくなります。

それを自分でできるようになってきたのは、とても嬉しいこと。
「金曜日の朝に爪を切るといい」と尊敬する方に教わってから必ず金曜の朝に爪を切るようになり6年経ちます。今は、その時にネイルのケアもするようになりました。

その時間は、自分を美しくケアする時間だな、と思ったら
・こういう時間が持てるようになったこと(子供たちの成長)
・自分で綺麗にケアできること
・自分のために時間を使っていること
が素敵だなぁと思えて、週一の喜びと楽しみになっています。





できないと諦めるのもありだし、
誰かに頼るのもあり。
他のことに目を向けるのもあり。

その時できること、できないこともあります。


後から興味が湧くこともあるし
タイミングって本当にそれぞれです。


だからこそ、
しなきゃいけない状況だったり
やむを得ず手を出したことでも
それができるようになったり、楽しくなったりするって嬉しいことだと思います。

そしてその喜びは、きっとあなたを通じて誰かにも伝わっているはず。
嬉しさ、楽しさ、豊かさをどんどん伝えていけたら、幸せだなって思います。

海外にいると、日本では当たり前に手に入るものが全然手に入れられなかったり、
簡単に届くものが何日もかかったりします。どうにかなるものですが、
どうにもならないものもあるわけで、どこで妥協するか、諦めるか、も大事になってきます。

私は、10年前の駐在ではスライス肉は諦めたし、ネイルもほったらかし、肌もほったらかしで、3年後に会った母にひどく心配されたものです。

あの時はそれが精一杯だったし、よしとしていました。
10年経てば、そりゃ老いますし、逆に子育てに余裕ができて家事にかける時間や手間も違ってくるでしょう。

だからこそ!
だからこそ!です。
今、「できた」「できる」喜びは大きく!平凡な生活のアクセントとなり、豊かさを生む。
そんなふうに思います。

3ヶ月は一区切り、と言いますね。
私もこの言葉通り、暮らしの立ち上げが終わり、ぼこぼこ歪だった毎日が、丸くつるっと馴染んだように感じます。


大寒の今朝、公共交通機関のバスとトラムがストライキで運行されず、その影響でUberが3倍〜4倍に高騰しました。
そんなルーマニアも、自然は何事もないように、春の準備を着々としています。

自然の偉大さを見習い、私も毎日アップデートしていきたい!
誰かの喜びを共に喜び合いたい!
前向きに明日を迎えられることに感謝です。


日本の皆様も
どうぞ日々の喜びをたくさん見つけて
あなたらしい毎日をお過ごしください。


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