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山崎福也のFAについて、1野球ファンとして正直に感じること。【野球】【NPB】【エッセイ】



 投手ならば「WHIP」、打者ならば「RC27」で、その選手の価値・立ち位置を読み解ける。山崎福也の直近3年間のWHIPに照らせば、いわゆる「10勝10敗タイプ」として高い評価を与えてよいと自分は考えるが。







 (←「10勝しても10敗する投手はいらない」のリンク添付。
 なお後述で言及させて頂きますが、自分は「10勝10敗タイプは、それはそれで存在意義がある」という野球観です。)


 【山崎福也、直近3年間のWHIP[現在31歳]。】
 (2021年[1.16]→2022年[1.21]→2023[1.16])


 【参考資料】《今後2年間で、FA市場に出る可能性があり得る選手。》

 《2024年オフ(1年後)》
 (投手)(山岡[先発/救援。オリックス])
 (打者)(佐野[一塁手/左翼手。横浜DeNA])

 《2025年オフ(2年後)》
 (投手)(柳[先発。中日]、濱口[先発。横浜DeNA])
 (打者)(松本剛[外野手。日本ハム]、関根[外野手。横浜DeNA]、辰己[外野手。東北楽天])


 【かつて、FAを行使して移籍した主な投手。(2016年以降)】
 (成績は「直近3年間でのWHIP」で表記。
 一部、FA移籍が囁かれながら移籍しなかった投手も含んでます。)

 岸(2016年。埼玉西武→東北楽天。当時32歳)
 (1.00→0.91→1.22)
 (FA行使の理由は「最後は故郷でプレーしたい」とシンプルであったが、当時は「裏切り者」「金の亡者」等と、ツイッターがすさまじい大炎上であった。
 プロ入りの2007年からの10年間で「全てで100投球回以上、うち規定投球回が6回」、「10勝到達が7回」、[FAイヤーでは成績をやや落としたが]「WHIPで1.20以内が7回」と、やや年齢がかさんでいることに目を瞑れば、成績的には「FA市場で現実的に獲れる投手の中では最高レベル」の投手であったといえる。実際、「リーグno.1のWHIPが1回」「WHIPが1.04以内が4回」[←しかも、投手不利といわれる西武ドームで!]で、当時は「日本球界を代表する技巧派右腕の1人」といわれていた。)

 野上(2017年。埼玉西武→巨人。当時30歳)
 (1.29→1.45→1.06)
 (当時は「10勝10敗タイプ」「先発4~5番手」といわれたが、実は「FA取得イヤー」にダントツのキャリアハイの、いわば「狂い咲き」。よくいえば「最高のタイミングで自分自身を高く売れた」といえる。
 1軍の先発に定着の2012年以降でいえば、「WHIPが1.25~1.30程度」「年により波がある」の傾向であった。)

 西(2018年。オリックス→阪神。当時28歳)
 (1.33→1.16→1.22)
 (当時は「10勝10敗タイプ」の象徴といわれたが、1軍の先発に定着の2011年以降の8年間のうち、「WHIPが1.22以内が6回」と、実際は「先発2番手レベルで安定」であった。成績的には「FA市場で現実的に獲れる投手の中では最高レベル」の投手であったといえる。)

 美馬(2019年。東北楽天→千葉ロッテ。当時33歳)
 (1.10→1.41→1.18)
 (「東北楽天では先発3本柱」の1人。そのため当時はFA移籍に驚きと戸惑いの声が多かった。FA移籍の1年後に「真の理由」が明かされ、多くのファンは「それならば仕方ないよね」と納得したが。
 当時は「先発no.3」「10勝10敗タイプ」といわれたが、実は年により波があり、しかも[FA移籍の時点では]実際に10勝できたのは実はわずか1回のみだった。「WHIPは1.20程度」の感じだが、年齢がややかさんでいることへの不安視の声もあった。)

 十亀(2019年。埼玉西武[残留]。当時32歳)
 (1.38→1.37→1.34)
 (「The・先発5~6番手」。「いると有難い投手」であるが、「頼れる先発」であるかといえば「No」というタイプ。なお、1軍の先発に定着した2013年以降で、「WHIPが1.20を上回った」年は実はゼロ。
 最終的には残留であったが、引退後に球団職員で残留できたことを含めて、「残留は正解」であったといえる感が。)

 小川(2020年。ヤクルト[残留]。当時30歳)
 (1.23→1.31→1.35)
 (「10勝10敗タイプ」「なんちゃってエース」と当時はいわれていた。尤も若手時代は「菅野(巨人)のライバル」「巨人キラー」としてでむしろ知られていたが。
 「10勝10敗タイプ」は、半分は事実で、フラットでのWHIPは「1.20~1.25程度」、しかもFAイヤーの当時は「3年連続でWHIPが悪化」であった。また、投手不利の神宮球場が本拠な影響を考慮とはいえ、「被本塁打の多さ」も指摘されていた[実際、被本塁打のワースト1位が4回]。
 ただ一方で、プロ入りの2013年からの8年間で、「全てで100投球回以上」で、いわば「年間を通して計算できる」ことは長所といえる。
 最終的には「残留」。残留後は成績を年々良化させており、「吹っ切れた」「責任感がより増した」ことを含めて、「残留は正解であった」といえる感が。)

 大野雄(2020年。中日。32歳)
 (1.87→0.98→0.87)
 (「怪我持ち」でのプロ入りで、2018年までは「WHIP1.25程度」の立ち位置であったが、2019年以降に開眼して「日本球界を代表する左腕」に。
 最終的には「残留」であったが、プロ入り前は「阪神ファン」であり、「阪神に指名されなかった悔しさと、怪我持ちで会った自分を指名してくれた中日への感謝」が原動力といわれている。残留後も高いレベルのパフォーマンスを堅持で、「残留は正解であった」といえる感が。惜しむらくは「打線のムエンゴぶり」であるが。)

 井納(2020年。横浜DeNA→巨人。当時34歳)
 (1.25→1.46→1.39)
 (「イニングイーター」「大型右腕」が付加価値といわれてたが、一方で当時の時点で既に「年齢がかさんでいる」「100投球回を3年連続で割っている」の声はあった。また、「WHIPが1.20を上回った年自体がゼロ」。
 いわば立ち位置的には「年齢がかさんだ十亀」の感は否めなかった。)

 石田(2023年。横浜DeNA→?。30歳)
 (1.65→1.13→1.33)
 (「先発と救援の両方に対応できる左腕」であるが、本人は恐らく「できれば先発を」と想像。ただ、「年により波が激しい」傾向で、しかも「規定投球回到達は1回のみ」「10勝到達がゼロ」。フラットでのWHIPは「1.25程度」で、いわば「野上と同等、十亀よりはまし、でも美馬や小川ほどでない」の立ち位置の感が。言い換えれば「先発5~6番手」ではあるが、表現はとても申し訳ないけど、「いると有難い投手」であるが、「頼れる先発」であるかといえば「No」というタイプが現況の感が。)


 【今後、FA市場に出る可能性があり得る投手。】
 (成績は「直近3年間でのWHIP」で表記。
 一部、FA移籍が囁かれながら移籍しなかった投手も含んでます。)

 山岡(2024年?オリックス。29歳)
 (1.21→1.13→1.15)
 (プロ入りの2017年から7年間のうち4回で、「WHIPが1.13~1.21の間」で安定しているが、「2020年以降、稼働率が徐々に減少傾向であること」、及び今季は中盤から救援に配置転換になっている。
 能力はあるが、「付加価値的な意味」では、今オフの山崎福也がより上回る感があり、さらにこの翌年に上位互換的な柳がいることも山岡には逆風の感が。尤も「WHIPが1.20程度」と計算であれば「10勝10敗タイプ」ではあるので、「現実的に獲れるFA投手」の意味では「充分に良質である」とはいえるが。)

 柳(2025年?中日。31歳)
 (1.01→1.25→1.09)
 (「年によりやや波がある」が、2019年以降の5年間で「規定投球回到達が4回」、「WHIPが1.20以内が3回」、「リーグno.1のWHIPが1回(2021年、1.01)」と、恐らくFA行使になれば「2018年の西以来の、すさまじい札束争奪戦」はまず確定といえる。勿論、「現実的に獲れるFA投手」の意味では「恐らく最高レベル」になる可能性が高いだろう。)

 濱口(2025年?横浜DeNA。30歳)
 (1.37→1.22→1.56)
 (「今後、FA市場に出る可能性がある選手」リストに入れてはいるが、「同じ行使予想年で柳がいる」だけでも不利なのに、「与四死球が多い投手で知られる」「デーゲームの屋外球場が苦手」と「癖が強すぎる」という逆風要素が。しかも「規定投球回到達がゼロ、100投球回超えが2回」「10勝到達がわずか1回」「WHIPがフラットで1.30台の半ば」で、わかりやすく述べれば「制球の悪い十亀」である。つまり、現況のままでは「とても厳しい」といわざるを得ないを意味するが。)


 【《参考》2013年にFA行使、大竹(広島→巨人、30歳)の「直近3年間でのWHIP」。】
 (×→1.29→1.23)

 (当時、「10勝10敗投手」といわれていたが、実際、「規定投球回到達7回」のうち、「10勝到達が4回だが、その間の成績は65勝71敗」で、確かに「10勝10敗投手」の数字である。ではWHIPはといえば、「フラットで1.30程度、1.20を上回った年がゼロ」であり、同じ10勝10敗投手でも「西、美馬、小川よりは下回る、野上と同等、十亀よりはまし」の立ち位置。
 今季の山崎福也と比較すると、山崎福也がより上回る、つまり山崎福也は「10勝10敗タイプ」と表現できる感が。)


 【(改めて)山崎福也、直近3年間のWHIP[現在31歳]。】
 (1.16→1.21→1.16)

 (1軍の先発に定着が「2021年」、そこから3年になる。
 この3年間は「WHIPは1.20程度で安定」であり、「先発3~4番手」の感じで、「現実的に獲れるFA選手」の意味でならば「充分に良質」であるといえる。
 先発に定着以後の3年間では「すべてで100投球回以上」であるが、一方で「規定投球回到達はゼロ」。ただ「与四死球数自体はわりと少ない」。
 ただ一方で、2021年以降の3年間でいえば「完投がゼロ」であり、その意味では「いわゆる100球肩」タイプと割り切る必要がある感が。
 「WHIPが1.20程度」と考えれば「10勝10敗タイプ」とも表現できる。だけど「10勝10敗タイプ」というのは「年間を通して計算できる」ともいえるので、「1人はいて欲しいタイプ」といえる[現実論、この「10勝10敗タイプ」の確保さえ汲々としているから、FA市場では2~3年に1人、「10勝10敗タイプ」の投手が登場して、一定のニーズを集めてきた歴史がある]。)



 実は、「FA行使を早々に表明」のときも、山崎福也のFAのことは、記事を書きかけていましたが、体調を崩したこともあり、一度はボツになってました。で、野球のWBCの開幕直前のとき以来、ですので「2023年3月4日」以来、実に「8か月ぶり」の野球のテーマのnote記事です。
 で、今回のテーマ、「山崎福也のFAのこと」。何故書きたかったのかというと、


 「シンプルに、山崎福也は、『現実に獲れるFAの投手の中で、充分に良質な投手』であること。だから、FAで山崎福也の補強に動くのは、『企業努力としてむしろ当然』の感じであり、そもそも論として『山崎福也が不要といえる質を擁する球団は、阪神くらいである』こと(資金力的に難しい「広島」、及び、「再建モード」が明確である「東北楽天、埼玉西武、中日」は、手を挙げないのは仕方ないといえるが)。
 それにFAは、その年の状況に加えて、2年後まででならば、誰がFA市場に出る可能性があり得るかが読めるので、それをも考慮する必要があるのでは?と伝えたかったこと。」


 これを特に伝えたかったんですよね。感情論でならば、いくらでもいえますけど、いまは野球は「数値化」できるスポーツであることが浮き彫りになっていますし、とりわけ、

 「投手だと『WHIP』、打者だと『RC27』という『選手の価値をより客観的かつシンプルに示す指標』が存在していること。」

 よく、投手だと「勝利数」や「防御率」を指標にする人間が多くて、確かにこれらは「1つの参考資料ではある」のです、ですけど勝利数や防御率は、「投手1人だけでは完結しない数字」なんですよね、これに対して「WHIP」は「被安打や与四死球は、投手個人の能力と密接にリンクし得る」、だから今回、自分は、山崎福也の価値を示す意味で「WHIP」を強調する視点で綴らせて頂きたかったのです。


 「今季年俸が6000万円」「来季のFA1年目が32歳」。
 これを考慮すれば、自分がGMならば、下記のようにします。


 ・4年契約で、3年目までは「2億円+出来高」を保証。4年目の年俸は、3年目終了時に改めて話し合う。
 ・1年目は「先発ローテ確約」。5月末まで投げて、そのときの投球内容次第ではあるが、「1年間を先発ローテで完走して欲しい」のイメージ。
 ・(セリーグ球団ならば)打席に立つ。状況次第では「代打での登場」もあり得るイメージ。
 ・引退後のことも、「どのような立場かはともかく、何らかの形で球団として面倒を見る」ことを明確に伝える。


 「4年契約×2億円」、確かに、「やや高い」といえるかもです。
 ですけど、かつてとは異なり、「現実的に獲れるFA投手」は、「先発2~3番手」あるいは「10勝10敗タイプ」になってきます。実際、「FA市場に出る投手」は、先発の場合でだと「年に0人~2人程度」
 エース級の投手でだと「残留orMLB」になります。


 加藤貴之(北海道日本ハム[残留]。31歳)
 (1.05→0.91→1.09)
 (「1.35億円」→「4年契約×3億円」で残留。)

 (プロ入り当初は「WHIP1.30程度」で「日本ハムだから先発ローテ」といわれた。その後、いわゆる「ショートスターター」の時期も経験した。
 しかし6年目の2021年に突如開花して、そこからは3年連続で「規定投球回到達、WHIPが1.10超え、圧倒的なコントロール」。「10勝到達こそゼロ」だが、これは打線のムエンゴによるもので、仮にFA市場に出れば「2016年以降では投手では最大の札束合戦」になったといえるだろう。)


 そう、山崎福也の、これほどの争奪戦。「Cランクだから」も理由の1つでしょうけど、

 「加藤貴之がまさかの残留(しかも早期決着だった)になったので、その分の補強資金が浮いたから。」

 そう、加藤だと「4年契約×4億円」でも元が取れる、でもこれが山崎だと「4年契約×2億円」、つまり「2億円と考えると確かに高値と映るかもだけど、加藤の半値で済むんでしょう?」と。で、


 山岡(稼働率が落ちつつある。付加価値をも考慮すると、「山崎福≧山岡」。勿論、来季に復調が叶えば話は別かもだが。)
 柳(札束合戦を覚悟だし、「横浜高→明大」を考慮すると、在京球団がポールポジション。それでいて「年によって波がある」のでリスク感も。)


 そう、「FAで獲れる良質の投手を獲れる絶好の機会だし、2年後の柳よりは安価で済む」こと。加えて、確かに「規定投球回到達はゼロ」だけど、直近3年間は「WHIPが1.20程度で安定」であり、「100球肩と割り切れば、年間を通して安定できる」こと
 球団側の目線に立てば、この解釈が成り立ちます。



 今季、ロッテの吉井理人監督が、何回もこの趣旨のことを述べていたのが印象的ですけど、

 「『瞬間最大能力』であれば、確かに『佐々木』だと思う、投げる出力自体は、同じ日本球界での比較対象は恐らく数えるほどだろう。
 だけど、自分にとっての『エース』は『小島』である。なぜならば『年間を通して計算できる』し、その実績を既に証明しているから。」


 佐々木のすごさは、いわば「見ればわかる」の域です。直近2年のWHIPは「0.80→0.75」で、「若くして既に異次元」です。ですけど一方で、「規定投球回到達の経験はゼロ」ですし、そもそも「間隔を考慮する必要が」ともいわれてます。

 で、一方で、小島。2年目である2020年に先発に定着で、この翌年の2021年から「3年連続で規定投球回に到達」です。このうち今季を含めて「10勝到達が2回」あります。完投の経験は2021年の3回だけで、いわば「100球肩」のタイプであり、規定投球回到達してからの直近3年間のWHIPは「1.19→1.28→1.26」です。
 平均すると「1.24」。そう、確かに「年間を通して計算できる」は小島の持ち味の1つです。ですけど実は、

 山崎福也(1.16→1.21→1.16)

 そう、「小島≦山崎福也」です。これはもう、明確に出ています。
 個人的には、「ロッテは水面下で実は接触している」のか、それとも「ガチで手を挙げていない」のか、とても興味深い感じですけど。そう、山崎福也がロッテにいけば、即「先発2番手」ですし、「開幕投手さえあり得る」といえますから。


 で、山崎福也が何をより希望しているのかは、現時点でははっきりしていません。よくいわれているのは、

 「打撃が好き&得意である」
 「故郷が関東圏(埼玉の所沢)」

 であることから、「セリーグの在京球団(=巨人、ヤクルト、横浜DeNA)の3球団のいずれかを希望?」といわれていますが。


 個人的に、特に注目しているのが、「横浜DeNA」です。
 横浜の場合、「今永のMLB行きがほぼ確定である(個人的には「菅野のような結末もゼロではない」と読んでいますが)」、「バウアーもMLB帰還の可能性がある(ただ、全く読めないが、MLBの球団フロントは「バウアーは存在自体が枠の無駄と考えている節がある」感じに映ってるが)」要素があります。尤も個人的には、バウアーは「諸刃の剣」と思っていて、現にバウアーが「中4日が基本型」になってから、実はチーム成績が悪化しています、そう、理由はシンプルで「他投手の登板リズムが狂うから」、その意味で、自分がGMならば、バウアーは「不要で即答」ではあるんですよね、勿論「1人の戦力としては、いると確かにプラスではある」んですけど。

 ただ、「バウアーと他投手を共存させる方法はある」とも思ってます、そう、バウアーの登板リズムをあらかじめ

 「『金→木→火→日→金』と決めておくこと。こうすることで、『水、土に投げる投手は、あらかじめ【一般的な中6日】と決められる』。また、『木、金に投げる投手は、【怪我持ちなどで間隔に要考慮の投手を充てる】、つまり【3人で2つのポストを回す】の枠にする』とするのが一案になり得るのではと。
 それにいまは【7人~8人でのローテ】が普及しつつある、そう考えると

 「『バウアー、火、水、木、金、土、日、スペア(木、金の第3の枠)』の『8人ローテ』としてあらかじめ考える。」

 と考えれば、『バウアーと他投手の共存』は『むしろwin-winになり得る可能性さえ秘めている』といえるし、その意味で『8人ローテならば、山崎福也にとって最も輝ける球団は横浜DeNAである』と考えるが。」


 そう考えると、

 バウアー(1.15)
 東(×→1.52→0.95)
 山崎福也(1.16→1.21→1.16)
 大貫(1.49→1.19→0.98)
 新外国人(?[恐らく獲ると読むが])
 平良(×→×→1.20)
 濱口(1.37→1.22→1.56)
 上茶谷(1.59→1.23→1.23)
 [参考]石田(1.65→1.13→1.33)


 そう、こうしてみると、

 「山崎福也の補強に成功で、ようやく先発ローテを回す頭数がぎりぎりといえる(加えて恐らく、新外国人の先発投手を1人確保したい)。」
 「石田を先発で確保したいといえるのが、横浜DeNA、つまり残留の道である。ただ、千葉ロッテ、ヤクルトあたりであれば、先発で手を挙げる可能性があり得るとも読むが。」

 といえるんですよね。ですので自分は、あくまでも現時点でですけど、

 「山崎福也が最も輝ける球団」=「横浜DeNA」

 と読んでいます。尤も結局は「どうなるか、見てみよう」ですが。


 それと、この記事を書き上げようのタイミングで入ってきた記事ですけど、



 「今どき珍しいタイプで、代理人なしで球団との交渉に臨んでいる。代理人がいると、条件面だけで交渉相手を選別したり、露骨に条件をつり上げる可能性もあるが、本人と直接交渉ができるから、各球団に好評なのです。」


 代理人をつけることが、悪いとは思いません。ですけど、「自分自身の人生なのだから、自分自身で直接に交渉に臨むことが筋道でしょう」と、自分は強く思っているのです。ですので自分から見れば、「いや、むしろ当然でしょう」の価値観ですけど、この記事を拝読させて頂いて、

 「たとえどのような結論になろうとも、山崎福也自身にとって、『納得できる、後悔しない』と思える答えであって欲しいなあ。」

 と強く感じます。


 実は、日大三高時代から、好きな1人ですので、ですからなおさら、「応援したい」想いが強くて、今回こうしてnote記事の執筆に踏み切ったのは、これが正直大きいのです。

 いずれにせよ、「どうなるか、見てみよう」ではありますけど、今回のnote記事が、山崎福也のFAのことを読み解くにあたっての1つの参考資料になりますと、とても嬉しいです。


 【野球#5A】【エッセイ#24A】


 

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