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音読と脳の良い関係

塾のはじめには、一斉に「カタカムナ」音読。
最初は大きな口を開けて大声で音読することに抵抗があったかもしれませんが、今では姿勢も良くなり、声だけでなく表情まで堂々としてきました。

たくさんの声が合ってくる感覚というか、それぞれの声の高さや質が違うのに、ピッタリと一本に束ねられて響いて聞こえるのが本当に心地よく、1人では決して味わえない経験です。

カタカムナの一音、一音の発生でお腹から声を出すと、おへその下10㎝のところの「丹田」という場所がピクピク動きます。丹田は人間の体の中心で、武道をやっていたり吹奏楽などの楽器をする人にも鍛えられている人が多いです。

なぜ、一音一音切って大きな声で発音するのでしょうか。それは、そうすることで声が響くからです。
声の響きは人間の脳の中の中の真ん中にある「間脳」を刺激します。

間脳は赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときに最初にできる脳で、最も原始的で爬虫類的な脳だと言われています。ということは、ヘビやトカゲ、カメの脳と同じということです。

間脳は潜在能力が眠っている場所と言われています。音読することで、自分の耳にも心地よく、さらに、まだ自分の眠れる能力が呼び起こされるかもしれませんよ。楽しみですね。

黙って自分だけで読むと決してこういう効果は得られません。広い道場を使って、音読、続けましょうね。



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