見出し画像

春の新作 vol.3

陶芸教室には先生が何人かいらっしゃいます。

同じ先生に教わることが多いのですが、他の先生方とすれ違うこともあります。

いつも教わる先生(S先生)は、うつわがどんなできばえでも良いところをみつけてくれて、温かい言葉をかけてくれます。
少し厳しめな先生もいる、のかな。(もちろん、愛ある厳しさです)多くの先生方に作品を見てもらうことは自分の成長にも繋がるので、お世話になることもたまにあります。



今回ご紹介するうつわ、教室で焼き上がりをまじまじと見ていたときにとてもうれしいことがありました♪


画像5

ふだんあまり褒めることがないという(ほんとうなのか?)先生から、このうつわを褒めて頂いたのです!

やった〜! \(^o^)/



その日、教室に入ると焼き上がったうつわたちが机に並んでいました。
S先生から
「いとかよさ〜ん、焼き上がってますよー」
わぁ出来てるぅー!
ざわざわしていたところ、他の先生からの視線がチラリ。
うつわを、見られてる、ぞ。

「すごくいいね〜」

ほーめらーれた〜!!

♡♡♡

釉薬の組み合わせや全体の雰囲気がよかったようです。
わたしはその先生の作品がとても好きで、真似しようとチャレンジしたこともありましたが近づけず。(さすが先生!)
直接教わることはなくても、教室内ですれ違うことは多くあり。そのときどきで、ちょっとした会話の中にもうつわづくりのヒントはたくさんあって。先生とお話しするとナルホドと思うことがいっぱいあるのです。教室に飾ってある先生の作品を見るだけでも目の保養になるんですけどね。

あまり褒めることがないといわれる先生から、うれしくなる言葉を頂いたわたしはその場でスキップしたい気分でした。

ランララーン♬
(何の曲だかわからないけど弾んでいる様子)

画像6

好きなところ、色の重なり具合 ↑

(光沢のあるうつわは写真いまいちになりがち。大目にみてくださるとありがたいです)


2枚つくりました。

画像6

わ、同じ形に見えないなぁー
(同じようにつくった、と書いておきます)

裏面はこんなんなっとります。

画像7

釉薬が垂れて底に流れてしまったため、流れた部分を先生に削ってもらい見た目はちょいと汚い感じに。
(裏面だからあまり気にならない)

画像8


このうつわは真四角ではなくやや長方形で。
色は3種かけており、重なる部分を合わせると4色に見えます。


長方形の2枚(しつこいけど、長方形?ですよ。見えてくる〜あなたはだんだん見えてくる〜)とも、色の配置を同じにしたつもりだったのですが、焼き上がりを見たら

画像3

あれ?

向きを揃えると、色の配置が違ってたことに気付きました。

写真では真四角に見えるかもしれませんが、一応これは横長に置いてます。▭ ←この向き 
(しつこいの、ここでおしまいです)


色を揃えてうつわを置くとこのようになります。

画像4

向きを揃えて釉薬をかけたつもりでしたが、実際は違ってたということでした。たいしたことではないんですけどね。
(^◇^;)

使った釉薬3種類の名前はこちら
黄色く見えるところ“黄色”
茶色に見えるところ“飴”
緑に見えるところ“織部”
という名前です。すごくざっくり。


作業工程前後しますが、釉薬をかけ終わってこれから焼く状態。窯待ち中。

画像5

白く見えるところ…黄色
赤く見えるところ…飴
黒く見えるところ…織部

この順番で色をかけました。
織部をかけた部分は色が重なっているので、焼き上がりを見ると深みが出ています。

釉薬を重ねると流れやすくなるので注意が必要です。(それぞれの釉薬をつける時間を短くするなど。短くと言っても数秒のことですが)

今回は釉薬の重みに耐えられず、たらーんと底まで垂れてしまいました。作品は無事でよかったです。(だいたい無事です。先生がなんとかしてくれる)

全く垂れないのもまたさみしいので、適度な垂れ具合(?)を目指したいです。

最後まで見てくださりありがとうございました♪


vol.4 につづく(^O^)



お読みいただきありがとうございます♡ 感謝感激でございます♪