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ドイツ旅行と僕 その5
【5日目】
朝早起きをして
フランクフルトからミュンヘンに向かった
4時45分起き、5時半出発
早起きなかなか頑張った
新幹線で移動するのに
またまたチケットの購入に手こずったがなんとか買えた
ドイツは割引チケットが多くて助かるが
買うにはちょっと難しい
フランクフルトを名残惜しく後にして
ミュンヘンまではなんとか辿り着いた
ミュンヘン中央駅はフランクフルト中央駅と同様に
大きく、人が多く、とても賑わっていた
ミュンヘンに到着した達成感があり
少し高ぶっていた
ひとまずミュンヘンで予約していたホテルに
荷物を預けに向かった
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9月のドイツ、ミュンヘンに来たら行くべきスポット
オクトーバーフェストへ向かう!
ホテルまで荷物を預けに向かっている途中でも
民族衣装を身にまとったドイツ人たちが平日の昼間から
瓶ビール片手にオクトーバーフェストに向かっていた
僕らも昼11時から会場に向かった
会場は東京ドーム9個分の広さとのことであり
広場でかなり大きかった
(東京ドーム1個分の広さ自体ピンと来ないが…)
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大きな門をくぐると
約2週間のためだけに開設されたとは思えないほどの
ビールテント、お土産売り場や飲食店の売店が並んでいた
ビールテントは7つあり
一番入りたかったアウグスティナーのテントへ
時間が早かったため
テント内のテーブルと長椅子はほとんど空いており
余裕で座席に着けた
人が多いと聞いていただけに少し拍子抜けした
座席に着いてからビールとプリュッツェルを注文した
ビールはサイズが1Lしかないらしい
さすがに1人で1Lずつは厳しいため1Lを2人でシェアすることにした
プリュッツェルは顔と同じ、もしくはそれ以上の大きさだった
1Lのビール、顔ほどの大きさのプリュッツェル
どちらも想定外のデカさに笑うしかなかった
こんなインパクトのあるオクトーバーフェストに
無事来れたという実感も沸き、ただただ楽しくなっていた
僕らが2人ではしゃいでいると、少し離れて座っていたおば様が
自分の持っていたビールジョッキを貸してくれて
2人で1つずつジョッキを持っていかにも飲んでたかのような顔で
記念写真まで撮ってもらいました
みんな優しい、優しぎる
12時を過ぎると人も増えてきたため少し賑わってきていた
酔い覚ましのためにオクトーバーフェストに併設されている遊園地と
他のテントを覗きに行くことにした
遊園地のアトラクションは多種多様で
回転系やジェットコースター、お化け屋敷、キックターゲットなどがあって遊園地の楽しい空間とほろ酔いも相まって笑顔にならずにいられなかった
そんなこんなで遊園地を回ったあとにホフブロイのテントに入った
フロア中央部のステージで演奏隊がおり、さっきのアウグスティナーに居た時よりも座席は埋まっていた
そしてみんな楽しそうに飲んで、酔っ払い初めていた
驚いたことに僕は1Lでわりと酔っていたが
ドイツ人たちのテーブルには空の1Lジョッキが2~3個置かれていた
飲みすぎやろ、ジュースや思てんのか
陽気な会場を後にし、僕らはホテルに戻った
ホテルに戻るまで楽しすぎて帰りたくないと
口にしてしまうほどルンルンだった
ホテルに着いた僕らはスーツとドレスに着替えた
海外旅行でわざわざスーツとドレスを持ってきていた
なんのために?
実はバイエルン国立歌劇場でオペラを鑑賞する予定を立てていた
オペラ自体初であり、ドレスコードのあるような遊びも初めてであった
歌劇場の周辺を少し観光していたが
同じようにスーツやドレスを着ている人が少ない…
もしかすると張り切りすぎた…?と思ったが
歌劇場に到着すると皆お上品かつオシャレな洋服を身にまとっていた
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118993547/picture_pc_e0096607866075facb8a1ff5b89a9a97.jpg?width=800)
歌劇場内ではラウンジやドリンクカウンター、豪華なソファーや大理石の階段など高級感に満ち溢れていた
場慣れしてなさ過ぎて、どこでどう時間を潰せば良いか分からず
かなりオロオロした
そんなこんなで座席まで向かうと舞台を中心に
5階建ての座席が弧を描くように並んでいた
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119026518/picture_pc_87e379f6d016576430edb0d2a66b4cfb.png?width=800)
初オペラ、内容が分かるか心配であった
オペラは3時間ほどあるらしく、早朝から活動し
昼間にビールを飲んでいる僕らにとっては
内容が分からない僕らにとってはなかなかのハードであった(寝ませんように…寝ませんように…)
生オーケストラの演奏が活気良く始まり
それに続いてマイクなしとは思えない声量で歌が始まった
舞台上方に英語とドイツ語でそれぞれ歌詞が書かれていた
それに目をやりながら、舞台の演出を見て
なんとなく内容は把握できた(気がする)
僕らの座席は舞台の横の4F座席であり、
前に屈まないと舞台が見えない
そのため、小一時間は舞台をのぞき込むような姿勢でいる必要があった
これがなかなかしんどかった
第2部に入る前に一度休憩を挟んだが、その休憩時間もどう過ごして良いか分からず結局写真を撮ったりしたあとはすぐに座席に戻ってきてしまった
おそらく勿体ない楽しみ方をしているに違いない…
それでも生の大迫力の演奏と歌を聴けて
これまでにない経験もできて
少し大人な世界、遊び方にも触れることができて
結果的に大満足のオペラ鑑賞となりました
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