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前説と前フリを兼ねた予告

「知ってる?脳ってハードディスクと同じで入る量には限界があるの。人間は200年も経てば脳がパンクして死んでしまう」

最近出会った「さよなら絵梨」という漫画の中に出てきたセリフだ。藤本タツキさんという漫画家の作品。「チェンソーマン」や「ルックバック」を描いた方の最新作で、物語は一話完結。その中で特に印象に残ったのがこの言葉だった。

実はこの部分、特に物語の核になるものではない。登場人物が何気なく語ったシーンで使われた言葉だ。ただ、自分には何となく引っかかった。

「面白いな、この考え」

そこから、ぼんやりとゆる〜い「?」がいくつか浮かんできた。

脳がパンクしたらどうなるんだろう?
そもそも脳の容量って?
仮にその脳のパンクに対策を打つとしたらどんなことができるんだろう?

その後、WEBサイトで脳についてちょこちょこ調べながら、想像を膨らませたりして。
そして、息子が小学校に上がり送り迎えの必要が無くなったことから生まれた朝の1時間を使って、自分なりにちょこちょこ見よう見真似で書いてきたものがあって。

とりあえず何も気にせず好きに書いてみたところ、物語自体は約6000字。ショートショートには少し長く、短編小説には及ばないという何とも微妙な、中途半端な文字数になってしまった。

どうにか足し引きしてみようかと思ったのだけど、自分の中の自分が「もともと大層なもんじゃないんだから、無理に型にはめようとすんな、バカ」と言ってきたので、そのまま出してみようかと。

4月の中旬くらいから、隙間時間で少しずつ紡いできたお話。タイトルは…まだ考えてないや。明日の公開までにはきっと付いてるはず。

明日の夜。
もしお暇ならお立ち寄りくださいませ。


(note更新152日目)

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