あいこうしょうた

「どんなことでも面白がりたい。だから、書くことであがいてる」宮崎県在住30代。 エッセイメインで創作を少々。 毎日が楽しいことばかりじゃないことは分かってる。 でも、その一つ一つを切り取って面白がることが、人生を楽しむには必要だと思う。 ■夏ピリカグランプリ2022 すまスパ賞

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「どんなことでも面白がりたい。だから、書くことであがいてる」宮崎県在住30代。 エッセイメインで創作を少々。 毎日が楽しいことばかりじゃないことは分かってる。 でも、その一つ一つを切り取って面白がることが、人生を楽しむには必要だと思う。 ■夏ピリカグランプリ2022 すまスパ賞

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    リレーのような、二人三脚のような

    春なのに雨の日が多かった最近。 やっと晴れた週末に出かけたのは、県北の日向市。目的は父親に会いに。小学生になった息子の卒園式や入学式の写真などを見せるためだ。父親は未だにガラケー。スマホでホイ!と写真が送れないので見せるには会いにいくしかない。まぁ、それが会いに行く理由にもなるのだけど。 父親のリクエストもあり、家族3人+父親の計4人でグリーンパークという広い公園へ出かけた。高台にある公園で、晴れた日は海が綺麗に眺められる。父親はここから海を眺めながら散歩をするのが好きらし

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      • 親子3世代で墓参り

        「明日、都城に墓参り行こうと思う。一緒に行く?」 そこまで文を書いた後に、やっぱり「一緒に行く?」の部分を消してメールを送った。父親に連絡したのは昨日のことだ。 最後の一文を消したのは、最近の父親の体調がよく分かっていなかったからだ。 末期の前立腺がんと診断されて一年近く経つ。時期によっては、車での遠出を嫌がるくらい体調が良くない時もあった。 だから、今回のメールはあくまでも「報告」という形にした。 もし父親の体調が悪ければ返信は「ありがとう。よろしく」だろうし、体調が

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        • 夏は熟睡できない

          ここ数年で改めて分かったことがある。 どうやら、自分は夏が苦手だ。 だって、熟睡できないんだもの。 ひと頃前までは、そんな意識は全然無かったのだが、ここ最近は特にそう思う。 それを感じる時は、だいたい夜。僕は暑さで寝苦しい夜が、めちゃくちゃ嫌いなのだ。 「エアコンつけとけば良いじゃん」と思うかもしれない。たしかに「涼しく寝たい」というのは前提にあるので夜のエアコンは必須だ。 ただ、年齢のせいか風に身体が当たりすぎると途端に体調を崩す。喉が痛くなったり、鼻水が止まらなくなっ

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          • 忘れてしまわないように

            午後6時半。 外に出てみると、それほど暑さを感じなかった。 立秋を過ぎたせいなのか、関東に向かっている台風の影響なのか、涼しめな風が吹いている。 玄関の前で、迎え火を焚いた。 パチパチと音を立てて、焚き木が燃え出す。 迎え火は「ご先祖様が帰ってくる目印になる」と言われているが、なかなか実感が湧かなかった。ただ、2年前に母方の祖父が亡くなった。そして、今住んでいるのがその祖母と祖父の住んでいた家ということもあり、お盆の恒例行事もなんとなく腑に落ちるようにはなってきた。 「

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            • イライラしてしまったことに反省

              久しぶりに母親と二人で食事に行った。 場所は街中から少し離れた場所にあるステーキハウス。母親が前から気になっていた店らしかった。 お店はオシャレで若い人や家族層向けのように感じた。メニューを見ながら店員に注文する。 「えーっとね、コレください」 母親が指差したのは、ハンバーグとステーキのセットだった。その周りには同じようなセットがたくさんあり、店員さんが母側からメニューを覗き込みながら確認していた。 「ちゃんとメニューの名前言わないと分からんよ」 母親にそう言いなが

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              • 家にひとり

                明日12日が仕事なのは、家族で僕だけだった。 奥さんと息子はお盆が近いということもあり、一足先に実家へと帰った。 今日は朝から家にひとり。 特に何も予定は無かったし、暑いしコロナ怖いしで外へ出かけるのもめんどくさい。 一日、家の中で過ごすことを決めた。 まず始めたのが漫画を読むこと。 何気なくスマホでダウンロードしていた「ジャンプ+」というアプリで読み始めた漫画があった。 それは過去に週間少年ジャンプで連載されていた「NARUTO」。 軽い気持ちで読み始めたら止まらなく

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                • 朝5時に浜辺にて

                  午前3時半というのは「夜遅く」と言うのか「朝早く」というのか。車を運転しながら、そんなことをぼんやりと考えていた。 日中は20分ほどかかる道も、この時間なら半分で目的地へ着ける。宮崎には珍しい三車線の大通りにも車が一台もいない。 今動いているのは「それくらいの時間なんだ」ということを改めて実感した。 今日は、サーフィンのロケ。 サーファーの朝は早い。午前5時には海に入るらしい。単純に「凄いなぁ」と思う。今日の取材対象者は、日中はフライトドクターとして働いている女性だ。週に

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                  • あがいてみる

                    一冊本を読んだところで、すぐに何かが得られるわけじゃない。 一回話を聞いたからって、全てを理解できるわけじゃない。 多分、100ページを超える本を読んだとしても本当に役立つのは2〜3行。 多分、1時間話を聞いたとしても、本当に大事なことは10分あれば良いほう。 このことにふと気付いた時、広い海に小舟で漕ぎ出すような途方の無さを感じる。どこに向かって、どれだけ漕げばいいのか。迷うとまた手が止まる。 でも。それでも。 たった一冊の本から最終的に残るものがどんなに少なくても、

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                    • 好きだから、やる

                      息子が4歳の頃から、ぼちぼち始めたピアノ。 正直、そんなに練習に熱心なわけじゃない。一応毎日鍵盤には触れているが、時間としては10分程度。その時のノルマを達成すると「はい、おわったー」と言って、ピューっといなくなってしまう。 親としても、将来ピアニストになってもらいたいわけでもないので「まぁ、それでいいか」で日々をこなしている。 そんな中で、最近珍しく息子が自分で弾きたいと言ってきた曲があった。 それが、HIKAKIN&SEIKINの「FIRE」という曲。YouTuber

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                      • 幻のスターウォーズ

                        6歳の息子。 最近スターウォーズが気になるようだ。 「あ、ダースベイダーだ!」 「これはストームトルーパーね」 まだ映画自体は観たことがないのだ。ゲームやYouTube、CMなどとのコラボで出てくるスターウォーズの断片だけかじっている様子。 「DVDを借りに行ってみる?」 今日は日曜日。 ヒマだし、TSUTAYAにでも行ってスターウォーズを借りてみようかと声をかけてみた。 「いく!」 二つ返事で車に乗り込んだ。 ただ、スターウォーズについて僕も全然詳しくはない。観

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                        • 予定の変更

                          車のキーを手に取ってリビングを出ながら言った。 「で、何を食べに行くの?」 夕食どき。今日は家族で少しお疲れモードなので、外食をしようという話になった。 「うどんに行こう」という奥さん。 「パスタがいい」という息子。 正直、僕はどっちでも良い。 2人で話して決めて、と伝える。 そこから「パスタ」「うどん」論争が繰り広げられたわけなのだが、お互いが全然妥協しない。 見るに見かねて「パスタでいいんじゃない?」と息子に助け舟を出した。こどもが「行かない!」と駄々をこね出す

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                          • コツコツと餃子づくり

                            ここ最近、土曜か日曜に餃子づくりの修行をしている。 きっかけは、夕食で家族にふるまった餃子。作ってみると、意外にお手軽だった。ただ、意外と試行錯誤する要素があったのも事実だった。 まずは、餃子のあん。 白菜で作る人もいれば、キャベツで作る人もいる。あんに練り込む調味料も、作る人によって異なる。 そして、焼き方。 片栗粉を溶かした水を入れる人もいれば、お湯を入れる人もいる。入れるタイミングもそう。割と最初から入れる人もいれば、ある程度焼いてから入れる人もいる。 …これは、

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                            • 読み声という名のタイムトライアル

                              6歳の息子の夏休みの宿題で、「さんすうよみごえ」というものがある。 僕の小学生時代は、国語の読み声はあったが算数で読み声は無かった気がする。内容はというと、全部で43問ある足し算と引き算のタイムトライアル。書いてある式を声を出して読み、答えを考えた後に同じく声を出して答える。この繰り返し。 競う相手は、昨日の自分。 昨日の自分が出したタイムを超えられるかの勝負だ。スマホのストップウォッチ機能を使ってタイムを測る。 「きのうよりタイムがおそくても、怒らないでね」 息子は昨

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                              • おみせやさんごっこ

                                部屋に入ると、こども達の「いらっしゃいませー!」という声が聞こえた。思っていた以上に活気がある。部屋の中にお店らしきものは14店舗。こども達はざっと15人くらいか。上級生と下級生で店員とお客役を交代しながらやっているようだった。 6歳の息子が通う児童クラブで「おみせやさんごっこ」が開催されるという連絡があったのは先週のことだ。今年初めての試みだという。 お店で出す商品は全て手作り。そういえば、息子が折り紙で「カメラ」と「時計」を量産していると聞いていたが、このためだったのか

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                                • 少し先の未来の楽しみ方

                                  人は、希望を糧に生きる生き物だと思う。 決して大げさなことじゃない。 例えば、家庭菜園。 野菜の種を植えた時、その野菜が成長して収穫できる時を楽しみに日々を過ごす。 これも一つの希望だ。 例えば、習いごと。 上手くできるようになることを夢見て練習に励む。 これも一つの希望。 この希望の類いを増やすと、未来が少し楽しくなる。 いわば「伏線」に近いのかもしれない。 少し先の未来の楽しみ方は、この伏線をできるだけ多く張ることだと思う。これがプラスになるか、マイナスになるかは

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                                  • マジックに憧れて

                                    きっかけはYouTubeだったと思う。 6歳の息子が、親指が消える手遊びの動画を真似し始めた。手品というほどのクオリティでもないが、本人は面白そうに披露してくれる。 そんな時に偶然見つけたのが、マジック教室のチラシ。地域のカルチャーセンターで行われる単発のイベントだった。よく見ると、講師のマジシャンが知り合いだ。そんなタイミングもあり、息子に「マジックを習いに行ってみる?」と聞いてみると、目を輝かせながら「うん!」という返事だった。 マジック教室の当日。 教室は息子を含め

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