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第3位

今日は9月末から受講している「コピーライター養成講座 東京教室」の受講の日だった。

今日のメインは課題の講評。
講師の方からあらかじめ出された課題について、キャッチコピーを考えて提出。約1ヶ月の時間を経て、そのコピーについてのフィードバックをもらえるという機会だった。

約100人の受講生がいて、1人3本ずつ提出している。つまり、講師の方は300本近くのコピーを見ていることになる。なのに、1人ずつ全ての受講生の書いたコピーに赤文字でフィードバックを返していた。

すごい。
ただただ、その熱意に驚いた。

添削された紙は全員分の用紙が用意されていて、誰がどんなコピーを書いたかが一目で分かるようになっていた。さらに書いたコピーにA〜Cのランクが記載されている。自分が書いたコピーは、3本とも「B+」という評価。

…悪くない。これは悪くないぞ。

改善点があるのはもちろんだが、書いたコピーに少し自信が持てた。

そして講座の最後に、講師の方が選ぶコピーのベスト10の発表があった。

10位から名前とコピーが発表されていく。
柄にもなく、心臓の鼓動がうるさく感じるくらいドキドキする。

9位、8位、7位…どんどん発表されていくが、まだ名前は出ない。
6位、5位、4位…上位に差し掛かっていく。  

入っててくれないかなー。

期待を込めてパソコンの画面を眺めていると、第3位で自分の名前が呼ばれた。

「どんなことを考えて書いたんですか?」

講師の方から話を振られ、まだ心臓がドクドク鳴る中で答える。

「第3位です。おめでとうございます」

そう言われて、そこでやっと深く深呼吸した。

…やった。

約300本中の3位。
心の中で大きくガッツポーズをした。

(note更新324日目)

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