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ビザなしでウィーンに飛んでみた

相当厳しかったチェックイン

21:40
空港着、カウンターで荷物の重量チェック(23.9kgに収まらずギリギリアウト)と必要書類のチェック。相当厳しい。

【提出書類】
パスポート、eチケット、Grenzempfehlung(前回の記事参照)、 在学証明書、期限切れのビザ

左にプロテニスプレーヤー、右に会社員、みんなそれぞれの書類を手にしていて、確認作業は難航していた。沢山のグランドスタッフがiPadを手にしてデータベースと私たちの書類を照らし合わせていた。

20分ほど経って、隣の会社員が痺れを切らしたのか「何をそんなに確認しているのか」と問いただすと、グランドスタッフはこう答えた。

毎日必要書類が変わっていて、最悪渡航中にルールが変わる場合もある。なので現段階ではあるが、入国先の必要書類として不備がないか最新の情報を元にチェックしている。」

22:30
チェック終了。チェックに50分もかかったからと荷物の重量オーバーをおまけしてくれた(優しい。搭乗客が少ないから許してくれたのかも)。そして飴ちゃんをくれた。

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おそらく搭乗客に対してグランドスタッフは多すぎるほどいたが、私のようなチェックに時間のかかる客を対応するためなのかもしれない。それか雇用を守る為か。

23:30 手荷物検査へ(パソコン出さなくて良かった)

23:35 スタンプ押してもらう(ビザの為にはスタンプは持っておきたい)
23:40 搭乗口着(むっちゃ近かった)
0:00 搭乗開始

席についた後、側を通ったCAさんに、大幅な遅延に備えて、自分のトランジットが短い(予定通りだと1時間15分)ことを伝える。CAさん「一応かなり早めに着く予定ですが万が一の際は早めに出られるようご案内します」

遂に日本を出る

0:25 離陸(予定より15分遅れ)
離陸後すぐに消灯。アナ雪2を見始めるも15分で沈没。暫く座って寝ていたが、そのうちに周りが一列(三席分)使って横になり始めたので私もそれに倣い横になって寝た。
気づくとポケットにお水のペットボトルが差し込んであった。
到着2時間ほど前、朝食が配られる。和洋2種類から選べた。和食(白身魚の何とか)をチョイス。
食べ終わる頃にCAさんが「恐らく予定より早く到着します」とわざわざ伝えにきてくださった。

フランクフルト空港にて

5:00 フランクフルト国際空港着(予定より早い)
5:20 入国管理(Grenzempfehlung を見せただけで簡単に通れた、驚き)
5:30 手荷物検査(パソコン出さなきゃいけなかった。録音機を出し忘れて引っかかったが特に問題なし。優しい職員だった。)
6:00 搭乗口着(思ったより遠かった。フランクフルト空港大きい。)
6:20 搭乗開始(多分20人くらいしか乗客いない)。搭乗時に除菌シートくれた。
6:50 離陸(ぴったり予定通り)。お水とコーヒーのサービスあり。

ウィーン空港にて

8:10 定刻通りウィーン到着。
空港のwifiに繋ぐと、予約していたタクシーの運転手からwhatsappが届いていた。どこの出口付近にいるか、どの車か写真も送られてきて丁寧。荷物を受け取り次第行くと伝える。
8:50 思ったより荷物が来るのが遅かったが、無事預け荷物を全て受け取り、タクシーの元へ。出口から出る際何も書類など見せることなく通過。1または2ユーロ硬貨を忘れたためカートが使えず、力技で3つのトランクを運ぶ。(※荷物が多い人は1か2ユーロ硬貨は用意しておくと便利)
9:00 タクシーの元へ無事行きつく。

その後無事目的地にたどり着いた。

おまけ ~今回利用したタクシー会社~

ネットで「Wien Flughafen Taxi(ウィーン、空港、タクシー)」と検索すると沢山検索結果が出てくるのだが、今回はここの会社にお願いすることにした。

http://www.wien-flughafentaxi.com/

理由は、
・空港から定価で運んでくれる(25ユーロから、荷物の量で料金が加算される)
・定価でのタクシー会社の中で最安値っぽかった

 フォーマットに名前、電話番号、メールアドレス、利用する便名、何時に来てもらいたいか、目的地、荷物の数、支払方法(現金かカードかを選んだはずだった、後の文で説明)、備考などを打ち込んで送信すると、確認のメールがドイツ語と英語両方記載されたもので届いた。

 実際WhatsAppで運転手から連絡が来たのはすごく便利だったので、WhatsAppに自分のアカウントを作っておいて、そこで使っている電話番号を書き込んでおくor備考欄にWhatsApp使ってますと書くと、例え外国で使える番号を持っていなくてもwifiさえあれば連絡が取れる状態になるかもしれない。

 大体満足だったのだが、最後支払の時に「カードだめです」と言われた。支払方法が選べたはずなのにおかしい、しかも言ってきた値段はカードで支払う場合の値段(現金より少し高い)だった(※ぼったくり的な値段では全くない)。
 完全になめられていると思い、勿論抗議したが、めんどくさかったし、多少高い分はチップだと思って言い値で払うことにした。


 ビザの更新はまだ続くので(もう半年かかっている)、このシリーズはまだまだ続く。

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