旅行の醍醐味
はじめまして。
私は若い頃から、自分の心がどんな時に幸せを感じて、どんな人生を送りたいのかと、ひっそり考え続けてきました。
壮大でもあり、日常に潜む事でもあるこのテーマ。それがしっかり分かっていれば、自分の軸でしっかり人生を歩めるのでは、、、。
そう思って模索してきましたが、もちろんまだ考えは続くばかりで、
紆余曲折ありましたが、現在は実に平凡な人生を送っています。
今回は昨年行った伊豆旅行で感じた事を気ままに書いてみたいと思います。
以前センスの良いママ友に、大室山に行った写真を見せてもらい、その景色の素晴らしさと、山頂で食べたお団子の話を聞いて、次回の旅行は我が家も大室山にしようと決めました。
伊豆にある大室山に加え、小室山、伊豆ぐらんぱる公園、伊豆シャボテン動物公園、
そして憧れていたグランピングが出来る施設、伊豆シャボテンヴィレッジ(大室山のふもとにある)にお泊まり。
どこも期待以上の楽しさと清らかな空気、日常から離れ、素敵な時間を過ごす事が出来ました。
旅の計画をする時のワクワクする気持ちや、旅行の日が近づいてきた時に出てくる、あとちょっとしたら旅行へ行けるから頑張ろう!という活力。
無事風邪など引かず、予定通り出発出来るかという不安と緊張感。
そんな事もひっくるめて、普段には味わえない気持ちが、ザワザワと私の心を駆け巡ります。
そして、気合いを持ち合わせて挑んだ旅行に、確かな美しい景色や経験、素敵なお部屋やお料理。
幸せの極み〜!と思いきや、
旅行が始まってしばらくしたら、私の心にひっそり出現している我が家が恋しい気持ち。。。
どんなに素敵な旅先でも帰る頃には
「あぁ、やっぱり我が家が1番」
そう思うのです。
我が家の慣れ親しんだタオルや、安心するお布団、何年もかけて好きな物を少しずつ集めて模索を繰り返している未完成のお部屋。たとえ不便や不満があったとしても、私にとって我が家はやっぱり安心する場所。
そして何より1日離れただけで早く会いたい愛猫!(旅行中はいつも信頼しているキャットシッターさんに来てもらっています)
もしかしたら私の場合、やっぱり家が1番と確認する為に、旅行に行っているのかもしれない。
若い頃に行った、ただただその瞬間を堪能した旅行も最高に楽しかったし、胸に深く刻まれているけれど、
歳を重ね母になり、子どもを守るという多少の緊張感と日常の家事疲れも持ち合わせて行く旅行は、息抜きでもあり、日常へのエネルギーを浄化する為に有効的なのだと。
そう感じました。
現在の私にとって旅行の醍醐味とは、
旅行によって生まれる感情や気付き、またはそれを思い出しては懐かしみ愛おしむ。
そんな気持ちの豊かさにあると思いました。
これから先も、ささやかでも旅行に行けるように頑張ろうと思います。
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