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わかりやすく楽しめた『イカゲーム』(でも私はちょっと苦手)

★★★☆☆星3つ
世界的にヒットした、賞金をかけたデスゲーム。テンポのいいストーリーの中に韓国ドラマらしいメッセージ性もあり、おもしろかったのですが、残酷シーンが多くて私はちょっと苦手でした。

勝てば天国、負ければ…即死。賞金に目がくらみ、奇妙なゲームへの招待を受けた参加者たちを待っていたのは、昔ながらの遊びを取り入れた死のゲームだった。

Netflixより

このドラマがこんなにヒットした、第一の理由はこのタイトルかなあと思います。私もタイトルに興味をそそられて見始めました。

「イカ」って、あのイカ?このでっかい女の子は何??

賞金のかかった命懸けのゲームは、韓国では誰でも子供の頃にやったことのあるようなゲームばかり。だるまさんがころんだや、型抜き、綱引き、ビー玉遊びなど、日本人にも懐かしい遊びです。

でも、失敗したら即死です。

妙に可愛らしい雰囲気で始まるゲームですが、失敗した瞬間殺される、というのが恐ろしすぎる・・・

日本の「だーるまさんがこーろんだ」を、韓国では、
「ムグンファ コチ ピオッスムニダ」
というそうです。

小学生の娘のクラスでも流行っていたそうで、家でもこれを歌っていてびっくりしました。残酷シーンが多いので、小学生は見てはいけないドラマな気がしますが・・・

でも、ただの残酷ドラマではなく、人間関係に泣けるシーン、社会問題を考えさせられるシーン、いろんな要素が込められているのが、さすが韓国ドラマだなあと思いました。

行方不明の兄を探しにゲームに忍び込む警察官、というもう一つのストーリーラインもドキドキでした。

この役をやっているウィ・ハジュンさんは、『ロマンスは別冊付録』にも白い犬を連れていたブックデザイナーのチ・ソジュン役で出演されていましたね。

なにはともあれ、この『イカゲーム』で韓国ドラマを初めて見たという人も多いのではないでしょうか。

ファンの裾野を広げてくれたという意味でいいドラマなのかもしれません。何度も言いますが、人が死にすぎて私はちょっと苦手でしたw


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