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次々と明らかになっていく事実に目が離せない『ロースクール』

★★★★☆星4つ

法科大学院で起きた殺人事件をきっかけに、学生たちが本物の法と正義を学んでいく『ロースクール』。星5つと迷う星4つです。

韓国大学ロースクールで前代未聞の殺人事件が起きる。模擬裁判の授業中に教授のビョンジュ(アン・ネサン)が殺害されたのだ。検事出身のロースクール刑法教授のジョンフン(キム・ミョンミン)は刑事たちと共に犯人につながる手がかりを探す。その時、衝撃的な事実が明らかになる…。

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登場人物は多いし、どんどん新事実が出てくるし、法律用語はたくさん出てくるし、匂わせが次々回収されていくので、よく見ていないとついていけなくなりがちですが、本当にうまく作られているなあと思いました。

ヤン・ジョンフン教授は、すごく冷徹で厳しくて学生たちから恐れられている。そんな教授が殺人事件の容疑者になってしまった。

学生たちは自分たちの知識を集めて真実を明らかにしようとします。そんな学生たちをヤン教授が教え導く様子に、真の教育とは何か、ということを考えさせられました。

学生たちのバックグラウンドもそれぞれで、いろんなものを抱えている。

低所得階層の特別選考で入学したカン・ソルA(リュ・ヘヨン)(同姓同名の同級生がいるのでAをつけて呼ばれている)と、誰が見てもエリート、優等生のハン・ジュンフィ(キム・ボム)が魅力的でした。

リュ・ヘヨンちゃん、かわいい。

カン・ソルA
ハン・ジュンフィ

あと特に、デートDVの被害者となってしまった学生ヤン・イェスル(コ・ユンジョン)のエピソードは泣きました。

ヤン教授は、冷たいのかなと思いきや、一番イェスルのことを考えてくれていた。

一見ただの厳しい先生に見えて、実は温かい心を持っていたヤン教授。素敵でした。あの長い襟足と、白塗りのメイクは気になりましたが(笑)

ヤン・ジョンフン教授

誰が犯人?あの人もこの人も疑わしい。というリーガルドラマに加えて、法とは、正義とは、そして教育とは。いろいろと考えさせられる、いいドラマでした。

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