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まいにち

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2018年12月の記事一覧

小さくさよならと手を振る

小さくさよならと手を振る

2018年。ほぼ日手帳を1年間続けられたこと、8月後半からnoteを続けて書いていること、イベントやライブや舞台など面白そうだと思うことに躊躇せず足を運んだこと。転職活動を自分なりに納得いく形でできたこと。新しい友人ができたこと、表現を見ていたいと思える人々に出会ったこと。

見える世界が大きく変わった、足を踏み出せば景色も関わるひとも自分で選べるんだって実感した。年齢なんて関係なくて、いつまでも

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今でもあなたはわたしの光

今でもあなたはわたしの光

昨日の話。前日の夜更かしと飲酒がたたって眠たくて、シャワーを浴びてしゃきっとして髪を切って染める。きちんと行くのは初めてのところで、担当の方の腕は知っていて好きだけれど、アシスタントの方々は前に行っていたところの方がいいなと思った。シャンプーとかマッサージとか、そういうのにも心地いいかどうかが如実に現れる。痛いです、不快ですって言えない私も悪いんだけれど。そのまま帰宅して、なんとか注文していた荷物

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仕事納めって意外と楽しい

仕事納めって意外と楽しい

忘年会で酔っ払って、会社にイヤホンを忘れて帰ってしまったから、耳がさみしい。
酔った頭で、同じく酔っているであろうおじさんたちの大声の会話があちこちで響く昨日の夜の電車を思い出して、朝の静けさの方が好きだなって思う。
結局、イヤホンを耳に入れるからあまり変わらないのかもしれないけど。

世間一般では仕事納めで、大きなスーツケースを持った人が目立つ。電車も全然混んでいない。コンビニで買ったブラッドオ

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通知オフの世界

通知オフの世界

iPhoneが手離せなくなってしまう自分が嫌で、去年の冬くらいから通知を切った。鳴るのは着信だけ。LINE、slack、Twitter、note、facebook、Instagram。それらを見られるタイミングで確認する。それが許される仕事であることも大きな要因だけれど、だいぶ楽になった気がしている。

本や映画に集中できるし、真夜中に振り回されることもない。多動気味だから、思考が結構いろんなとこ

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タイトルが思い浮かばない

タイトルが思い浮かばない

進んだり止まったりを繰り返している電車に乗っているうちに、会社に行くのが面倒になってきた。夏だったら、このまま武蔵小杉で乗り換えて湘南か逗子に行ってしまいたい。
今は寒い冬だし、会社のことがそこまで嫌なわけじゃないんだけれど、規則正しく電車に詰め込まれることは最適解じゃないって思ってしまう。席を譲られてもイヤホンで聞こえてないおじさんのことも、嫌いになってしまう。

大森靖子のMUTEKIをぐるぐ

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君がつくった美しい君に会いたいの

君がつくった美しい君に会いたいの

車で通った道を電車で逆向きに走る、日常がゆっくり取り戻されていく。3日間の不規則な食事とお酒と睡眠によって、ギリギリに目覚めて電車まで走る。工事中の駅前にたくさん停まった車両の下に猫が丸くなっていた。胃が痛いな。

いつも通りにvoicyを聞きながらメイクをする、そこで大森靖子さんのマジックミラーが紹介されていて、聞きたくなったのでBGMにして出勤。純粋な喜び方はできなくて、名前のある形は多分今は

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義務感のないクリスマスは平和

義務感のないクリスマスは平和

クリスマスらしい日を過ごすことに義務感を感じなくなったら、三連休はものすごく自由で、自分のために本を買って、映画を観たり美味しいお酒とご飯で羽目を外して、ケーキは食べてないけれど幸せ。

大画面でボヘミアン・ラプソディーを観て、ライブ感に圧倒される。早くaikoのライブに行きたくなる。生きてその時代にいられることが幸せで偶然で当たり前じゃないんだよなって実感した。1991年に亡くなったフレディ・マ

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暮れゆく街に紛れていたいと思って飲み込む

暮れゆく街に紛れていたいと思って飲み込む

自分へのクリスマスプレゼントに、「ダルちゃん」の漫画を2巻買った。昨日は境目が曖昧になるくらいお酒を飲んで、目が覚めたら頭が痛すぎてうめいた。痛い痛いと思いながら仕方なく二度寝三度寝を繰り返して起きたら、痛みはマシになっていて、人間の回復能力に感謝した。
好意に甘えてインスタントの味噌汁で遅い朝食。つけっぱなしのテレビからバラエティが流れていて、なんとなく、祖母の家の居間を思い出す。

私は父方の

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脈絡のない話をしてもいい場所に救われる

脈絡のない話をしてもいい場所に救われる

情報の波に揉まれて疲れちゃって、もうスマホを見たくないな、と思って12時間以上眠った。お昼過ぎに起きて、蒼井優の「このマンガがすごい!」を流しながら家事をする。冷凍ご飯を解凍して、ビーフカレーを温める。原色の似合う女の子に憧れがあるな、なんて流れる映像を見ながら思う。私自身は、はっきりとした色に負けてしまう顔だけれど、だからこそ無いものねだりだ。ぱきっとした赤や、真っ白なTシャツ。

デジタルデト

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ほんのちょっとざわめいた朝に声を失くすの

ほんのちょっとざわめいた朝に声を失くすの

おでこが狭いから、伸びきった前髪を慣れないヘアアイロンでいつもと逆側に巻いたら、額を火傷した。保冷剤で冷やしたけれど、日中ひりひりしていた。
クリスマスがきて、あと数日で年越だと思えないくらい暖かいから、実感が湧かない。イルミネーションを見ても人恋しくならないのは、多分気温のおかげなのかもしれないな。
スマホ中毒で文字を打ちすぎて右腕が痛い。
想いは風化するよ、と昔読んだ漫画にあった。私の記憶のな

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自分の機嫌をとる方法を探してる途中

自分の機嫌をとる方法を探してる途中

(昨日の話)
ひとりだとどうしようもないことに、いっぱいいっぱいになって、分かることも分かりたくないこともあって、呼吸が浅くなる。自分の弱さを痛感する。迷惑をかける申し訳なさに潰されそうになる。応援したかっただけなのに、それだけじゃ甘くて、意に反する結果になってしまったのだと思う。

アルコール度数5%の氷結じゃ酔えるわけなくて、泣くのも違うし、会社の人に説明もできないし、でも悔しくて。ワクワクし

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まとわりつくものはない、今やっと気付いたの

まとわりつくものはない、今やっと気付いたの

好きなタイプなんてないよ、って話。
ずっと見ていたいと思う人がパーフェクトだったとして、その人の恋人になりたいとかそういう話とは全くイコールにならない。

ミーハーだから、いろんな人やモノやサービスやコンテンツに興味を持って、その人がその人たる所以を感じて、知りたいと思ったりそういう考えにふれていたいと思ったりする。
今の私は自分が好きかも、と思ったものをたくさんたくさん集めて形作られているような

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どうでもいい二人だけの話

どうでもいい二人だけの話

自分の予定にあわせて、その前に一緒にご飯を食べたり、終わったあとに合流したり、そういうのが好きだった。ひとりで、ごはんは食べきれない。終わった余韻に浸りながら、興奮して話したいこともある。電話じゃなくて、駅で待ち合わせて、ちょっとだけいつもより贅沢なごはんの時間。

特別だと、そのときは思わないことほど、ものすごく特別だということに気付く。何度ループしても足りない。いまも、考えると頭のなかがぼうっ

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焦るほど曇ってく鏡

焦るほど曇ってく鏡

何も書きたくない日もあるってことは、もう何度も書いてる。
やらなきゃいけないって思った瞬間、思考が固まる。
私は目の前の感情に左右されやすい。
たった1通のLINEで降りる駅を乗り過ごしそうになる。落ち着いて、って言ってくれる人がいないと、自分の中で言うしかない。

ブックオフに売った本は17冊で1100円だった、あごだし鍋に、牡蠣も白子も鶏肉も鱈も何もかも入れて鍋をして、梅酒をロックで飲みながら

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