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くぼゆき
2021年1月29日 20:00
恋のはじまり、愛のはじまり、そしておわり。京王線、多摩川、開発される前の調布、徒歩30分のマンション、一緒に暮らしている拾った猫。日記のような映画にしようと思ったら脚本が書けた、とシナリオ本のあとがきで坂元裕二さんが語る。「花束みたいな恋をした」印象的な台詞ばかりで、好きなものを並んで見つめる主人公ふたり、麦くんと絹ちゃんが愛おしい。この映像をずっと長回しで見ていたい。--------
2019年5月5日 19:28
愛がなんだ好きってなんだ、そう繰り返すテルちゃんはかっこいい。ただ、マモちゃんのことが好き。それだけで突っ走ることができて、強いとさえ思ってしまう。健全なのか分からないけど、でも、普通とか正解がないこの世界では、まっすぐに生きている人こそキラキラ輝いてみえる気がする。33歳になったマモちゃんの人生に、自分が存在してると信じられるなんてすごい。私なんて、明日愛想を尽かされるかもしれないな、って心の