見出し画像

家事できる人は仕事のできる説

「家事」と聞いて何を思う…?

時代の変化とともに,家事に対する捉え方や考え方も変わってきているように感じる。

男は仕事をして,家事は女性がやること
今では死語になりつつあるが,実際のところはどうだろう。

男は仕事,家事育児仕事は女性となってはいないだろうか。
それもこれも家庭によるというのが本当のところかもしれない。

家事をやることで自分自身が成長したところがあるなと感じている。
仕事をやる上でもプラスになることがあると期待できる。

以上のことから【家事ができる人は仕事もできる説】と題して書いていく。


見えないところでやってくれている


仕事ができる人ほど,人知れずもの凄い量のタスクをこなしている。気が付けば終わっている。多くの仕事を短時間で終わらせることに長けている。これを仕事ができる要素の1つとするならば,家事にも同様のことがいえる。

毎日,用意されるおいしい食事。朝起きたら綺麗になっている部屋。たまらないゴミ。しわのない服。夕方には浴槽に温かい湯がはってある。

この当たり前を提供してくれている人が家にいる。家事をしてくれている人がいる。気持ちの良い朝,心安らぐ夜は,こうした環境から与えられる。大人になるまで,人の親になるまで…そんなこと気づきもしなかった。

こうした当たり前の心地よい環境がより良い家庭生活につながる。より良い子育てにもつながる。ストレスを最小限に留めてくれる。

こうして仕事や職場のことを考えてみると,似たようなものだなと思う。

毎日のやらなければならないこと

社会人が職場に行っても仕事をしなければ,その会社はつぶれてしまうだろう。(その前にその人がクビになるだろう。)

雇われている人がその会社のために仕事をするのは当たり前のこと。つまり,やらなければならないこと。

同じように,家に住む者が家事をやらなければ,その家はゴミ屋敷になり,心も汚くなってしまうだろう。

家にいる人が家事をするのは当たり前のこと。つまり,やらなければならないこと。

仕事に行ってお金を稼ぐことと同じくらい,家事をして,食べたり寝たり家をより良い状態に保つことはたいせつなことだ。生存に関わるといってもいいくらいに。

いかに効率的に要領よくやるか

やらなければならないからこそ,何も考えずに,ぼーっとやることほど退屈なことはない。

毎日のことだからこそ,できるだけ効率的に要領よくやることが求められる。
というか,そうでもしないと,育児をしながら家事をしつつ,ゆっくり座ってドラマを観るなんてことはできない。どれだけ効率的に家事をやっても時間を捻出できないくらい忙しい人もいる。

世の中のママさん(家事を中心にやる人)はそれだけものすごいことをしているのだ。

頭を使い,手を動かし,次にやる家事の段取りを考えながら家事をしている。マルチタスクという言葉が使われなくなってきてはいるが,これほどのマルチタスクができるのはものすごいことだ。

創造的・生産的家事

料理をする場合でも,冷蔵庫の中のものを確認したら,あるものでどんな料理ができるか瞬時に考える。時間を逆算しながら,子どもの送り迎えの時間,夫の帰宅時間などを想定して料理をする。煮込んだり,解凍などしている間に,浴槽を洗いお湯を溜める。洗濯ものを片づけるのも同時進行かもしれない。

野菜を切っている間,何も考えていないわけはない。リビングを見渡し,あそこが汚いな,この後片づけようと考えていたり,手と頭を切り離して生産性を高めている。

これくらいの家事能力をビジネスマンが身につければ,大いに仕事にも役に立つはずだ。

家事を効率的に要領よくやることで,子どもとの時間や自分の時間を生み出している。

家を運営・経営

家を成り立たせているのが家事。誰も家事をしないとあっという間にとんでもない家になってしまう。家族の関係が壊れるだろう。

家事をすることで家族の生活が成り立っているのだ。ビジネスマンが仕事をすることで会社が成り立つように。

それだけ素晴らしいことなのだと実感した。育休を通して,家事の奥深さを知った。家事をすることで自分が成長したということも感じられた。

家事という絶対に毎日やらなければならないことを奥さんと協力することで,夫婦仲は一回悪くなってから良くなった。

家事はやって当たり前のことだからこそ,やっても褒められないことがある。気づいてもらえないこともある。気づいてあげられないこともある。だからこそ,相手がやってくれた家事に気付こうとするようになる。

感謝しよう。家事をやらなければ,この家はとっくになくなっているのだから。

家事ができる人は仕事もできる説まとめ

家事ができる人は,見えないところでも家事をしています。つまり,仕事を責任もってします。

家事ができる人は,効率的に要領よく仕事をします。

家事ができる人は,クリエイティブになります。

家事ができる人は,プログラミング的思考も鍛えられています。

家事ができる人は,手も頭も同時に稼働しています。

家事ができる人は,目の前のタスクをこなしながら次のことを見据えています。

家事ができる人は,時間をつくりだすことができます。

家事ができる人は,見通しをもって仕事をします。

暴論かもしれませんが,実際に,家事をする中で感じたことです。みんなが家事を要領よく効率的にすることで,仕事の能力も確実にあがります。

男のみなさん,育休を取得し,家事を極めよう!そうすることで必ず,職場でも能力を高められます。貢献度もあがります。評価も高くなります。

この記事は以前,ぼくがかいたブログを修正したものです。より詳しくかいています。以下。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?