合気道の神様の話

私が行くショッピングモールの１階の駐車場は、80％くらいの確立で車が停められない。
混んでいていつも満車だ。
２階に行くが、２階も停められない。
前の車や、後ろの車がタイミングよく駐車していく。
私はうろうろと徘徊するがだけだ。
運が悪いなとあきらめて３階に停める。

だが混んでいても停められる駐車場がある。
それが合気道の稽古場所の駐車場だ。

市民体育館なので広い駐車場がある。
けっこう広いがイベントや大会があるとすぐに満車になる。
無料の駐車場なので、花見の季節やお天気の良い日も満車になる。
だからタイミングが悪いと車を停められずに、グルグルと駐車場を回っている車も多い。

そんな時も私が入っていくと、
さぁどうぞ、という感じでぽっかりと1台分空いている。
お待ちしてましたと言われている気分だ。
これがけっこうな確率である。
体感、85％くらい。
この間も満車で空いているところを探してると、すぐ前の車が出て行って停められた。
ショッピングモールとはえらい違いだ。

運がよすぎて怖い。
これはもう、合気道の神様が稽古に来たから、空けてくれていると思うことにした。

っていう話を先生にしたら、
「私も車、いつも停められるよ」って。
しかも、先生が停めている場所は、体育館の入り口に近いベストポジション。
もっと稽古に励まないと合気道の神様からベストポジションをもらえないなぁと思った。