ドイツで大麻が合法に

「ドイツでは4月1日から、18歳以上であれば大麻の所持と栽培が合法になった」という記事を読んだ。
あくまでも所持と栽培だけが合法になったので、取引や売買などはまだ違法。

日本では大麻に関することはすべて違法。日本では違法なことがこの国では合法に。なんだか不思議な気持ちである。
もちろん大麻の使用が合法になったからと言って、やってみようという気持ちは1mmもない。むしろ合法になったから、街中で大麻の匂いがしてくると思うとゾッとする。そして合法になってから人々の大麻所持率がどれほど上がるのかが気になる。
この法改正によって、どれだけの人々が大麻に手を出すのか。
大麻を栽培し始め、所持し、嗜好品の一種として使用するのか。
そこに興味がある。

人というものは、禁止されていればいるほど喉から手が出るくらい欲しくなったり、闇組織を利用したり、法を犯してまで手に入れようとする。しかしいざ解禁されると、次第に興味は薄れていくのではないかと思う。

ただ大麻に関しては他のものと比べてはるかに中毒性が高い。そして高値で取引される。
おそらく人々の数値は上昇し続け、数年後にはある一定のところで留まるだろうと思う。そして大麻取引に夢を見る若者や大人たちがこぞって栽培し始めると思う。

日本は大麻に関することは違法。どれだけ有名になろうが、お金を持っていようが、所持していただけで積み上げてきたものが一気に崩れ落ちる。
そこから這い上がることはなかなか難しい。
ネット上ではそんな人たちを批判する人が一定数いる。

ではそんな人たちは海外の大麻が合法の国に来ても同じことを言い続けるのだろうか。はたまた周囲に流されて、大麻に手を出し、態度を180度変えるのだろうか。

大人になれば、周りに流されない力というのを持つ必要があると強く感じる。周りに流されるのではなく、自分を持つ、自分を信じて行動する。
そしてその責任を持つ。

私もまだまだできでいないが、自分を強く持った大人でありたいと思う。

日本もいずれは大麻が合法になってしまうのだろうか。
もし日本も大麻が合法になったら、あなたはどう思いますか？
そしてどのような行動を取りますか？