リーダーとしての内省と行動変容

この前の記事にも書いた通り、リーダーはエンゲージメント(やモチベーション)などのメンテナンス面とパフォーマンスを高めることを両立させる必要がある。

その場合、リーダーは一見矛盾する行動を一定期間内で取らなければならない。
(例えば相手を承認する・チアアップすることと厳しく目標を示し達成させるように仕向けること)

この場合、人間は思考、行動の癖があるのでどっちかに偏りがちになる。

ただ、偏ってると様々な弊害が出てくる。
・厳しく接してたらメンバーがバーンアウトした
・承認してたらメンバーがやるべき事を手を抜くようになった
などなど。

なのでどこかで「今のままで良いのか」と自問しながら、行動を見直す(内省する)必要がある。

これまでの経験から自問する問いは

①自身がリーダーシップを発揮して組織の成果を出せているか?(Yes,No)
②自身が人を育てることができているか?(Yes,No)
③自身の働きかけで個々のモチベーションは高い状態にできているか?(Yes,No)
④相互が信頼しあえる組織をつくれているか?(Yes,No)
⑤自身は周囲から信頼を得られているか?(Yes,No)

あたりで、それぞれの回答にともない、エンゲージメント面に振るかパフォーマンス面に振るか考える。

あとはこの後が肝心で行動を変えないとと思ったらすぐ変えると言う事が大切。

すぐ変えるのはなかなか難しいがコツは
・自分で口に出す
・信頼できる周囲に伝える
・自身との間で問題がある当人と話す
(その際に中立的な第三者を入れる)
・行動を変えた結果を振り返る
事だと。

ベースとして、この組織に貢献しよう、その人へ貢献しようと思い自我を優先しないことが大切だと実感する。

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