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そして僕は今夜もだらだらと動画を見続ける

子供のころはテレビが好きだった。
僕の家ではほぼいつもテレビがついていたし、四六時中何かの番組を見ていた気がする。
ところが今は、地デジもBSもほとんど見ない。テレビの電源は入っているが、画面に映っているのはテレビ番組ではなく、YouTubeやアマゾンプライム、などなどである。

多分みんなそうだよね?

すごいよね、これ。
ネットの中にあふれかえる膨大なコンテンツは、一生かかっても全部見ることなんてできないし、次から次へと、どんどんその量が増えていく。
そして僕はその動画の沼の中に浸りきり、沈んでいく。どれだけの時間をこれに費やしてしまうのかと考えると、ちょっと恐ろしくなったりする。

これが光回線の料金と、毎月のサブスク料金だけで提供されるって、本当にすごいことだなぁと思ってしまう。もちろん回線もサブスクもちゃんと利益を出しているのだろうから、もちろん気にすることなんてないんだけど、これほど大量の娯楽が大河が流れるがごとく流入してくるって、本当にすごいことだと思う。

モニターの前に座っているだけで、人生が消費されていく。
よくないことだとは思いつつも、本を読むよりもYouTubeの書籍のまとめ動画を見るほうが何倍も簡単。(もちろん全部わかるわけじゃないけどね)
興味のある古代史みたいなのだって、本を読むよりもそれをテーマにしたコンテンツを動画で見るほうがずっと簡単。
こんなに楽ちんになって大量の情報を浴びるように暮らすなんて、20世紀では考えられなかった状況だよね。

いやぁ恐ろしい。
目が悪くならないように気を付けよう。

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